1週間の夏休みでした。職場で一番乗り。というか今年は早く取ったほうがいいと思うよ。オリンピックとかコロナとかあるんで。
■5日(月)
知人と昼飯、それから羽曳野の「延羽の湯」に行ってだらだらした。
帰りになぜか2人して餃子が食べたくなり、藤井寺駅前の王将で食べた。楽しかった。
■6日(火)
米国大使館でのビザ面接の前乗りで東京。8カ月ぶりか。
歯医者で歯のチェック、今回も問題なかったよう。
なんかこのころ山陰で大雨になっていたようだけど記憶があいまい。
夕飯は大学の時の同期と。なぜか四谷の「時短営業要請を無視してる焼き肉屋」に。焼き肉すっごい久しぶりでおいしかったんだけど、とにかくハイリスクだった。周囲がバカ騒ぎしているので、必然的にこちらも大声で話さないと会話が成り立たない。そうかこうやって「大声・長時間の会食」の場が成立するのな。
■7日(水)
ビザ面接は8:15集合。ちょっと早く入構が始まって、書類をチェック→指紋とって→面接。あんた誰?みたいな人に所属とポジションと勤続年数と何年いくの?みたいなことを聞かれた。前に並んでいたANAのおねいさんたちは勤続年数だけ聞かれて「じゃあ後でパスポート送るからね~」くらいで済んでいたのだが、弊管理人はなんかすごい楽しくなさそうに質問が重ねられた。いやまあ分からないでもないが。そんで門を出たのが8:40。あっちゅう間。
職場にちょっとだけ顔を出して、新橋の富士そばでミニカツ丼セットを食べて、あとは新宿のオッシュマンズを物色したが買うほどのものもなく、伊勢丹でレモンケーキ買おうと思ったら列が一向に進まない(=店員の要領が悪い)ので鈴懸でおしるこ買って新幹線で食べながら帰った。
熱海のトンネルで減速したので出たところで山側を見たら、救助活動が続いていた。
■8日(木)
後半どこ行こうかな~と思いながら1日が過ぎた。というかすごい雨だった気がする。
堂島のジュンク堂に行って物色。
■9日(金)
結局、雨雲レーダーを見つつ、影響が少なそうな南紀を目指すことにした。
和歌山市駅の近くでレンタカーを借りて12時出発。びゅーんと高速で御坊まで行って「はし長」で昼飯にしたが、ツーリングマップルにはよさげなことが書いてあったわりに定食はケチくさい感じの量だったのでぱっと食って退散。
白浜の「﨑の湯」は波しぶきをかぶるような露天風呂でロケーション最高、お湯もよかったけれど撮影禁止。しわいな。
ということで白良浜へ。
ちょうど休み前に仕事で扱ったんですよね。うんきれいきれい。
そして雨雲からは完全に逃げることに成功したな。
そこからひたすら運転して潮岬まで行ってしまった。
18時。当然というか灯台は閉まっており、回遊してくる鯨を見張る「鯨山見」という突端部分でちらっと海を見るだけとなった。まあ岬というのは一番先まで行ってしまうと面白いことはあまりない。
気分的にもこれくらいの色合い。
串本の街の中でカレー食って、高台にある大和ハウスがやってるホテルに到着。
7000いくらのわりにはお風呂が大きくて気持ちよく、ビュッフェ形式の朝食も鰹や鯛しゃぶ、梅の翡翠煮など地元のものがいろいろあってかなりよかった。
■10日(土)
9時前に出発して、「古座川の一枚岩」へ。マグマが冷え固まったものが隆起→川が浸食→屏風状の岩になっているというもの。でかい。
いや、社会理論の常套句で「一枚岩ではない」というのがあるので、「いいえ一枚岩です」というネタに使いたいというだけで写真を撮りに行ったのだが、使う場面があるかは知らない。
そんでまた海に出て太地町。
車だと本当にすぐ通り過ぎてしまって、なんかちっちゃくない?と思ってWikiをみたら5.81平方キロしかないんだそう。町立の博物館があるんだけど、イルカショーが見たいわけではないのでスルー……
そして道の駅でイルカのすき焼きを食べました。
オーストラリアの人とかすげー怒りそうですけど、あまりおいしくありませんでした。獣臭いのを葱とか生姜とかで一生懸命消そうとしてる感じ。
港のあたりはこんなところ。
ディープエコロジストみたいな人たちがわんさか来たあたりすかね。
那智勝浦を北上。
道の駅Nazi、なんつって西側を怒らせていくスタイル。
三重県まで入ってみました。
ウミガメのいる道の駅、というので寄ってみたら結構いた。
これは混獲か何かで保護されたアオウミガメの子どもで、そのうち海に帰すそうです。カメはあまり群れないんだって。
その先の道の駅「パーク七里御浜」。
ほほう……
なんかすごい柑橘推しだった。みかんジュースおいしかった。
で、新宮に戻って神倉神社。
分かりにくいかもしれないが、すごい急な石段が続いており、これを汗だくで登り切ると絶景の神社が待っているというわけ。
ということで海辺はおしまいにして、あとはひたすら内陸へ。
奈良県の面積の1/5を占めるという十津川村はずっとこんな感じ。
郷土料理の「めはり寿司」を買いました。高菜で巻いてあるらしい。
熊野本宮大社に寄った。
特段の感想はなし。金剛峯寺と合わせてお遍路コンプですかな。しらんけど。
今日の宿は神湯荘。国道から外れて林道みたいなほっそい道を6キロくらい上がったところです。
安いかわりにトイレなしの別館みたいなところの部屋、というプランを選んだのだけど、空いてたとかでトイレのついた本館の部屋をあてがってもらいました。ありがたい。
秘湯を守る会の会員宿とかで、貸し切り2カ所と大浴場、ほかにちょっと離れたところの川縁の浴場がある温泉自慢のお宿らしい。
これは素敵な貸し切り湯その1。源泉70度とかで加水して温度を下げているそうですが、それでもちょっと熱かった。でもいいお湯です。
夕飯は川魚中心でなかなか豪華。ご飯は源泉で炊いているそう。
イノシシのしゃぶしゃぶもおいしかった。これも確か源泉。
基本のお膳らしいんだけど、十分満腹になりました。
■11日(日)
朝飯はニジマスの甘露煮などこれまたおいしく。
そんで貸し切り露天その2。
堪能した。出発。
熊野古道、いろんなところに入り口があるんだけど歩いてないなということで果無(はてなし)集落へ。
ほんときれい。ミニマルミュージックみたいな鳥の歌を聴きながら散歩しました。
それにしても「この週末も大気が大変不安定で」という警告をテレビで繰り返していましたが、関西全域そういうわけでもないだろうよ、この空で。脅してばかりいると本当の危機に人は動かないと思う。
満足した。
あとは谷瀬の吊り橋。
五條市に出てcafeこもれびの絶景テラス席でピザ食って帰りました。
うん、まあまあいい夏休みだった。
とにかく山道をやたら運転した。
あと、歩いてると体調いい。このところのなんか体がおかしい感じは、座りっぱなしの仕事のせいだったようです。
今回は大台ヶ原があまりに遠くて断念しましたが、梅雨も明けるようなので近く再チャレンジを。