« 山口 | メイン | 用水路を行く »

和歌山で世界旅行

3連休は中日だけが休みで、なんかどっか出掛けたいなと思って週の初めにバスツアーを予約しました。その時点から既に雲行きは怪しかったのですが、まあその後数日間の大阪はきれいな感染爆発の様相。GoToはこれで一区切りかなというのと、これで感染したら何言われるかわからんなという思いとともに出発しました。

行き先は和歌山。道成寺のすぐ前にある食事処で伊勢エビのお昼ご飯をいただきました。
201123ebi.JPG
・門前で殺生……
・えびって可食部少ないね
・おいしかったです
ちょっと散策。道成寺は創建701年とのこと。投宿した坊主に惚れたおねーさんが袖にされたのに怒り狂って釣り鐘に隠れた坊主を焼き殺したという伝説があるそう。なんそれ……。しかし歌舞伎などでは「道成寺もの」と呼ばれる有名なお話のようです。
誰もいない奥の院から振り返って一枚。
201123dojo1.JPG
さらにその奥に行くと柑橘畑がありました。
201123dojo2.JPG
すごいわっしわしに実るんですね。そんなに植えてどうすんの、というくらい道端や山の斜面がみかん畑だらけでしたが、よく考えたら弊管理人の故郷もりんご畑だらけでした。

で、「和歌山で世界旅行」。まずは日本のウユニ塩湖(笑)こと天神崎。
201123tenjin.JPG
日本のエーゲ海(笑)こと白崎海岸。
201123shirasaki.JPG
日本のアマルフィ(笑)こと雑賀崎。
201123saiga.JPG
ガイドさんが「皆様いろんなご意見があろうとは思いますが……」と言い訳されてたのにウケました。でも、めちゃくちゃ期待しちゃった人は別として、海外旅行ができない時代の日帰り旅行としてはいい企画だと思うし、それぞれ高速を使って40分~1時間くらい離れた場所で、自分で運転して回ろうとすると結構骨が折れるので、景色を見たりうとうとしたりしているうちに連れ回してもらえるのは楽でよかったです。あと、和歌山はでかい。

帰路のバスでうとうとしたら、マスクの中によだれを垂らしてしまい、外すわけにもいかなくて臭いが辛かったです(汚)。

それにしても車内はみんなほとんど喋らない上にマスクしてるし、バスを降りてまた乗る時に手指消毒するしで、これでかかったら不運ってことだなと思いました。
かなり高齢なカップルもいましたが、足が悪そうな奥さん?と、それに手を添えながら歩く旦那さん?の姿を見ると、1日の楽しみさえも我慢して「死にたくなけりゃ高齢者は家にいろ」と言い捨てるのもなあ、とも。うつす方の人たちじゃないしね。
連休前には旅行社の賃金・人員カットのニュースも流れ、冬の時代が長引きそうなことが窺われます。どうしたらいいのかな。ってまあ答えはロックダウン1カ月なんだけど。

今回の地域共通クーポンの使い途は梅田のロフトでカーボン骨の大判折りたたみ傘でした(和歌山限定ではなく、隣接県でも使えるクーポンでした)。通勤かばんに入れておく用の軽くて大きいやつが欲しかったのです。この制度なあ。

* * *

札幌ではとうとう直接の知人が感染しました。……というのを本人がTWで公開している(ご商売上の必要と拝察)のを見落としていて、大阪の知人から日曜になって教えられました。
快方に向かっているようでよかった。復帰したら「これで人類最強(抗体+)ですね」と言ってしまいそう。

* * *

というわけで、また仕事界隈がわさわさしてきて気分が沈んできました。体重い。

* * *

■松浦壮『量子とはなんだろう』講談社、2020年。

About

2020年11月23日 10:11に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「山口」です。

次の投稿は「用水路を行く」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35