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ジュニアおじさん手習い

会社では研修が終わり、「若者の筆頭」から変わって「ジュニアおじさんの末席」としての仕事が始まりました。といっても「シニアおじさん」の世界の綾で発令は8月ということになり、肩書きはもう半月ほど若者なんですけど。半月分のお手当、損してるんですけど。

とまれ、若者が上げてきた仕事を検査・成形して商品にする仕事です。
少しメタなところに立つので、自分が受け持った仕事の作者以外の若者、本社他部署や地方、海外拠点もチラ見しながら仕事を進め、お客からきた問い合わせにも答えます。

早速、今週受け持った若者の仕事について、お客から「京都から出ている別の若者の仕事と、どちらが重要性において上か」という問い合わせを受けました。

・弊管理人が受け持った若者の仕事は、巨大プロジェクトだしやってることのレベルも高く新規性もあるが、生活に密着した即物的なテーマではない
・京都の仕事は、今まで少しずつ改良されてきた既知のものがワンステップ進んだだけだが、まあまあ大きなワンステップだしテーマ的には社会性がある

ので、まあ全然違う分野でもあり甲乙付けがたいが、強いて商業的にどっちが上かと問われれば京都じゃないですか、と答えました。
それを聞いて、弊管理人が受け持った若者がちょっと残念そうな顔をしました。
それを見て、弊管理人は「まずかったかな」と思いました。咄嗟に身内を贔屓できない。

別件ですが、すでに「若者が作って提出してきた密度の低いものを全解体し、自分で分量半分・密度2倍に組み直して送り出す」「若者が作って提出してきたものを180度ひっくり返して送り出す」といったことをやらかしています。いずれも作者了解の上ですが、面倒な仕事だなと思っています。
あと、1日が過ぎるのが速くなったわりに自分が何かした感じがあんまりしない。
中年なお老いやすく……

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2018年07月14日 15:07に投稿されたエントリーのページです。

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