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パッチョ

渋谷の「パッチョ・オイスターバー」で昼飯。
牡蠣のレモンクリームパスタ、1200円……に100円足して中盛りに。
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まあそこそこいいお値段だなと思っていたら、サラダは山盛り(ドレッシングが酸っぱくなくて好みでした)、フォカッチャとドリンクがフリーでパスタ本体も結構盛りがよく、おなかいっぱいになりました。先日の札幌でちょっとしくった牡蠣の思い出を雪いで、今年の牡蠣納め。弊管理人はやっぱり牡蠣はクリームソースで食べたいことが確認されました。

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昼飯のあと、アップリンクで「Fake」を見てきました。
2014年にゴーストライター騒ぎの元となった、あの”作曲家”のドキュメンタリー。
この年は弊管理人もこの手の仕事でいろいろ思うところがあったので、わりと体をこわばらせながら見ました。

「自分がウソをついていると本気で思わずにウソをつく人」というのがときどきいて、しかし周囲が「なんか変だな」と思いながらも本気でつっこむのを遠慮しながら話を聞いていると、いつか事故が起きるものです。
弊管理人も昔は一応おつきあいしていましたが、それだと危なっかしいのと、よく考えるとこちらに何の益もないので、最近は胡散臭い話からはさっさと撤退するべきだなと思っています。つっこむという選択肢もありますが、ある程度以上にやろうとすると結構労力(一般的には経験も)が必要なので厄介。それは必要があればということにして。

あとは、悪玉の語りにしても善玉の語りにしても、それらを第三者がまとめるにしても、きれいに成型されたストーリーにはどこかに必ず誤魔化しがあると思うべきだということ。
なんか乗れないと思った話には決して身を預けないこと、「なんか乗れない」との感覚を言語化する作業は、やるにしても一歩退いてからやるべきだということ。

* * *

棚の整理をしていて、うっかり入社2年目の日記を読みふけってしまいました。
母が亡くなる前後、かつそれ以外にもいろいろあった時期なので読み返すのは辛いだろうと、これまで手にとっていなかったものです。15年近く経ったし、そろそろ大丈夫かなという思いとともに。
内容は大半が仕事のことで、「明日は呼び出しがないといいな」と書いて寝て、翌日の日記には、早朝に呼び出され、夜中まで働いて「4時間しか寝てない」などと書いてる日がわんさかあって、「超過勤務163時間」「無意味な仕事」「死にたい」という記録も見受けられ(確かこの年の最高は180時間だった)、そのあたり結構忘れていたので「こんなに深刻だったっけ」と衝撃を受けながら読みました。

* * *

年の暮れは急に来ますね。前も書いたかもだけど。

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2016年12月28日 19:08に投稿されたエントリーのページです。

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