18日間の出張に行ってました。
場所は北アフリカ・モロッコのマラケシュです。
仕事そのものは大変ストレスフル&勝手が分からず余裕なく過ぎていってしまいましたが、予備日としてとってあった2日間をまるまる街歩きに使えたので、その様子を中心に。
それにしても遠いです。行きは全日空で羽田→フランクフルト、ルフトハンザに乗り換えてフランクフルト→マラケシュ・メナラ空港。ドアtoドアでほぼ24時間かかりました。
写真はルフトの機内食。
初めて食べたもので、あとで仕事先の人に「ケチなイタリア人が作った餃子みたいなやつ」と言ったら
「それはラビオリというのだwww」と笑われました。
アフリカ。人類の故郷。
大地の色が全然違う。
仕事場で食べた唯一モロッコらしいもの、クスクス。(←笑ってない)
まずくはないけど一度でいいか。
泊まっていたところが政令市でいうところの緑区みたいなところだったので(?)、仕事がはけてからの2日間は中央区(?)に行ってきました。
11世紀、ムラービト朝時代に整備された都だそうです。東西2キロ、南北3キロくらいの城壁に囲まれた旧市街は世界文化遺産になっているとのこと。
城壁にはいくつか門があって、南西側の適当な門を入るとこんな感じ。
中心部から遠いせいか、観光客も少なく、声を掛けられることもありません。
中央の赤い看板はリヤド=民宿のもの。
ムレイ・エル・ヤジドモスク。マレーシアやシンガポールと違って、当地のモスクは異教徒は原則、入れないようです。
太陽光発電を入れて、緑のモスクになったそうですww
アフリカは再生可能エネルギーの導入を進めています。もちろん温室効果ガスの排出削減もありますが、これまで送電網にアクセスできなかった小さなコミュニティにまで電気を行き渡らせる決め手ととらえられています。
あと、看板を見てわかるとおり、外国人との話はフランス語がデフォルトのよう。小学校からフランス語を教えているそうです。英語は日本人の英語くらい。買い物で久しぶりにフランス語を使いました。
道端で売られているのはバナナ、オレンジ、イチジク。
オレンジは街路樹としてもよく見ます。あとオリーブも。
そういえばステップ気候も初体験かもしんない。
仕事1日目は雨が降って、ジャケットの下にセーターを着てやっと過ごせるくらい寒かったです。
晴れた日中は上着がいらないくらい、日が沈むと上着必須。寒暖の差が激しいです。
マラケシュ観光のハイシーズンは11月からだそうで、確かにこれより暑いときついだろうな。
肉屋は撮ると怒られることが多かったので、こっそり。
タクシーと建物はどれも同じ色でした。
タクシーは楽なんだけど、メーターがないんですよね。
ふっかけてんなと思うことも多く、大概は500円とか1000円なので妥協してましたが、最終日に空港に行ったときにはその倍くらい請求されたのでブチ切れて値切りました(多分それでもぼってる価格)。マレーシア旅行の時も書きましたが、ほんとタクシーって嫌いです。
屋台がいっぱい立つフナ広場という名所?をささっと通り過ぎて、スーク(市場)へ迷い込みます。
バブーシュ(スリッパ)、金物、皮革製品など、専門店が固まって存在します。
メインの道をちょっと外れると民家が並ぶ迷路。
肉屋の奥には鳥かごがあって、なんかニワトリを一匹取り出してきたなーと思いながら通り過ぎ、ちょっと行ってから引き返してくると、もう店の前でネコがニワトリの首をもらってました。
街中、ネコ多かったです。犬はあんまりいなかった。
北の方にいくと、革製品のスークに入ってきます。
材料も。
路地を歩いていると、ベン・ユーセフ・マドラサに行き当たります。
16世紀から1960年代まで使われていた神学校です。
質素だけど天井、凝りますね。あと結構木を使うんだなあと思いました。
こういうランプシェードが欲しいのですが、うちには付けられなそうです。
結構歩いたので、適当なレストランに入りました。
開放感のある3階のテラスで、鶏のタジンとオレンジジュース。パン含め大変うまかった。800円くらい。
ではぼちぼちホテルを目指しますか。
路地で見かけた地元っぽいおばさんたちについていったらフナ広場に戻れました。
狭い道ではロバも活躍します。
ホテルで同僚と落ち合って、仕事先と夕飯を食べに行きました。
The Red House Restaurantというレストランホテル。わりと手頃な値段ですがおいしかったです。
最後にミントティーをいただきました。
マラケシュって食べ物に外れのないところだとの印象。
夜のフナ広場を見に行きました。遠くからだと分かりにくいですが、すごい人。あと立ち並んだ屋台から煙がもうもうと上がっています。
こんな屋台がずらっと。
絞りたてオレンジジュース、だいたい50円。
立ってると小銭をねだる人たちにつきまとわれます。
おいしかった!
ベルベル人の服のお店で、ものすごく値段交渉するパイセン。
「組合の団交みたいだった」
帰って寝ました。観光はもう1日。