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連休前半

休みは始まりが楽しい。

■初日の土曜日(28日)はちょっと仕事をし、そのまま酒場へ。

■日曜、月曜と田舎に帰ってきました。
↓筍を探しに行く父方のばあちゃん。
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じいちゃんに初期の胃がんが見つかり、5月中旬に手術の予定だそうです。90歳なので体力的にどうかという懸念はあるが、しかし切って治るなら切ってしまってもいい気もする。
父はおばあがちょっとおかしくなってきたかもと言っていましたが、弊管理人が見る限りはそうでもないなあという感じ。

↓母方の実家でおばさんの手料理と寿司。3月に父が定年を迎えたのでお疲れさん会とのこと。
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おばさんによると、91歳のばあちゃんが「いよいよダメになってきた」というのですが、弊管理人が見る限りはそんなに変わってないんじゃないかなあ、という感じ。
10数年前、ご飯を食べたこの部屋には3家族12人が集まって入り乱れながらわいわいと食事をしていたのですが、鬼籍に入る人、遠くに住む人などが出て半分以下に減りました。しかし、新たに参入する若い人というのがいなくて、平均年齢がそのまま+10数年になりました。
ほぼ最後に残るのは弊管理人だろうと思います。どうソフトランディングする(=あまりあわあわしないで死ぬ)かが課題です。

■そういえば以前、看取りビジネスというのを考えたことがあります。看取ってくれる人のいない人から、必要経費+遺産を報酬としていただくかわりに臨死期と死後の身辺整理をするというもの(医療や介護のサービスとは別)。病院なら死亡宣告に立ち会い、自宅で亡くなったら医者を呼んで死亡確認をしてもらい、役所の手続きをし、生前に作ったリストに従って通知したい相手に死亡を知らせ、遺体の骨を拾ってお寺に納める(跡形を残さないため散骨をデフォルトにする手もある)。あとは家財の処分。

このあたりは生前に、手取り足取り指導をしながら詳細に遺書を書いてもらうとか、お棺に入れてほしいものと処分していいものを分別するなどの準備をしてもらっておけばできるでしょう。

よくわかんない業者がやるとネコババや契約違反などが恐いという思いはあるでしょうから、実績のある大手葬祭業者がやるか、法律事務所が下請けを使ってやるかの形がいいと思う。まあこの人たちだって大丈夫というわけじゃないので、外部の目をどこかに組み込まないといけないんでしょうけれども。

ちょうど、男性の2割以上が生涯未婚、というニュースをけさ目にしました。

■twitterで、完全友達づきあい用アカウントを開いてみました。
これまでの、開くたびに人の攻撃性みたいなものが充ち満ちていて気の重くなる情報収集用アカウントとは全然風景が違って、楽しい。

コメント (4)

okame:

おばあさまの背中がじんわりと素敵で。こちらまで落ち着きます。おじい様心配ですね。手術の成功と健康を祈っています。
おば様の手料理はいつも美味しそう。帰省を楽しみに作られた様子が浮かんできます。羨ましいです。田舎があるっていいですよね。そしてお父様お疲れ様でした。

管理人:

ありがとうございます。いつもと変わらない田舎がいいんですが、年に2、3回しか帰らないと少しずつ変わっている(すべてが古くなっている)のが恐くもあります。

okame:

その感覚、わかります。まわりはだんだんと老いていくというか、古くなっていくというか、私の場合、ぽつんと私だけが取り残された気持ちになり。老いていく現実を突きつけられた瞬間でした。怖くもあり、でも目の前の現実が流れていることな無情ささえ感じてしまった次第です。私事ですみません。

管理人:

いや、多くの人が感じることではないかと思いますが、子どもさんがいて家族の新陳代謝があると少し緩和されるのかなあと想像したりしています。弊管理人やきょうだい、いとこたちのうち結婚しているのは一番年長の1人だけなので余計に寂しい感じがするのかも。

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2012年05月01日 09:41に投稿されたエントリーのページです。

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