■Baruch Fischhoff and John Kadvany, Risk: A Very Short Introduction, New York: Oxford University Press, 2011.
去年はベックの『危険社会』がよく売れたらしい。
でもねー、5250円ですよ。文庫化してくれないかなあ。
それならamazon.comで……と思ったらこっちも結構高い。
それはそうだ。英語も翻訳版ですもんねw
リスクを定義し、測り、行動を決定する。
リスク認知はしばしば歪み、しかしそれを乗り越える方法もある。
危険を避けて、よいものを得る、ということは、まるごとその社会が何を大切で何が恐いと考えているかを反映しているのですね。
そんな論点をざっと見る本。