ちょっと仕事で7日から米国に来ております。
初めての渡米です。
仕事絡みのことは書けないので、それ以外のことを手っ取り早く。
【7日】
飛行機の旅、12時間半。成田を7日の午前11時過ぎに出て、ダレス空港に同日の午前9時過ぎに着く。変な感じ。
超疲れた。死にそう。
DCに移動して、昼飯。
FIVE GUYSというチェーン店。うまいわ。うまい。
そして夜までおなかいっぱい。
ホテルからちょっと歩いたところにあるスーパーを偵察。
ものがいっぱいある。
【8日】
日曜なので市内観光。ポトマック川沿いに出てみる。
かのウォーターゲート。
最近できたという、マーチン・ルーサー・キングのモニュメント。
そういえば今月16日が誕生日で、祝日だそうです。
DCの南側は官庁街(ナショナル・モールという地区)になっていて、そのさらに南の川沿いは巨大な公園。東西に長く、西の端にあるのがリンカーン・メモリアル。
巨大。建物上部には各州の名前が掲示されていますが、1922年の完成時にはまだ米国の一部ではなかったアリゾナとハワイについては建物の前の石畳に名前が彫ってあります。
振り返ると
どこかで見たような気のするモニュメント。
工事してるところは、本来は長方形の池だそうです。
公園内には、ベトナム戦争の死者の名前を刻んだモノリスが建っている。
重い。
公園の東の端が議会。
いちいち建物が大げさ。
スミソニアン博物館って実は一つの建物のことじゃなくて、ものすごい数のテーマ別博物館の総称なんだそうです。
航空宇宙博物館を見る。
とにかく物量がすごい。歴史がない国だとか言われるけど、歴史が始まってからの勝負には負けないっつう感じ。
【追記】官庁街にはWe are the 99%!の人たち(occupy DCといっているらしい)も。
アメリカのマジョリティってこれのことなのかな。
年を越して、どこまでいくのか。寒そう。
ホワイトハウスの裏手に「オフ・ザ・レコード(=オフレコ)」というバーがあって、本当かどうかは知りませんが、ここで記者が偉い人たちとオフレコ懇談をするのだとかしないのだとか。
モヒート1杯だけ飲んできました。
ホワイトハウス裏手には、反核を訴えて何十年も住んじゃってるおばちゃんだの、「雇用を!」という垂れ幕だの、いろいろなメッセージ。
【9日】
仕事開始。よって写真は僅少。
これはなんだ。
1981年にレーガンが撃たれたヒルトンでした。
昼飯のラザニア。
ここへ来てから、例外なく「昼に重いものを食い過ぎて夜食えない」パターンにはまった。
【10日】
なんかあったっけ。
あ、急に寒くなって雪が降りました。
【11日】
昼飯にフードコートでカレーのターリー(定食)を食べました。
長いお米はいまいち。というか炊き方がだめ。茹でてるんじゃないか。
でもインド人ぽい人がやってただけあってカレーはなかなかうまい。
国務省の近くに、米国の科学アカデミーの施設があり、そのかたわらにでっかいアインシュタインの像があります。
現地の方によると、鼻に触ると頭がよくなるというので、よじ登って触ってきました。
同行者は鼻の穴に指を突っ込んでいたので、罰が当たることでしょう。
【12日】
なんと午前中の予定が消えたので、DCの西側にあるジョージタウンという街に連れて行ってもらい、散歩しながらホテルへ戻ることに。
ジョージタウン大ってありますよね。行政学とか国際関係論とかが有名だったような。
街並みもなかなか昔風でいいんですが、写真は撮ってなかった。そういえば。
やっぱり食うのはハンバーガー。
なんかどれも油っこくなくておいしいんですよ、なかなか。
午後の仕事を終えて、芸術の殿堂?ケネディーセンターへ。
またこれもでかい建物。コンサートホール、オペラホール、あといろいろ。
テラスからはDCが一望できます。
国内線のレーガン空港の発着便か、飛行機が頭上を飛んでいきます。
カフェでパスタを食って腹ごしらえをし、まずは午後6時からの日本人アーティストYoko K.の無料コンサートを聴く。コンピュータと、ピアノやサックス、「声」というアナログ楽器を融合させた面白いパフォーマンスでした。
そのあと、午後7時のナショナル交響楽団のコンサートへ。
こんな席。当日券があったら見てみようと思っていたのですが、チケットボックスに行って聞いたら「半額の席があるよ。ステージからは遠いけど音はいいよー」と言われて$22.50の3階席を購入。ど真ん中の席で、チケット売りのお兄さんの言った通りでした。堪能。
ドビュッシーの前奏曲(オケ編曲版)、スティーヴン・マッケイの「ビューティフル・パッシング」という初めて聞く曲、あとシベリウスの交響曲第5番。バイオリンのソロイストが出てきて解説したり、演奏会後に指揮者を交えたトークショーをやるなど、サービスがいい。
観客はやはり年齢高めだが、ブラボーが飛び、スタンディングで拍手をし、「よかったわー」とか言いながら帰っていく音楽好きたちの雰囲気が温かかった。