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鳥与志ふたたび

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久しぶりの虎ノ門ランチで、鳥与志の焼き鳥丼。
鳥モツと正肉とつみれを焼いたの、それにそぼろが載っています。香ばしくてうまいです。色合いが悪いのはしょうがない。店内もちょっと暗めなのでレタッチでなんとか見えるようにしてます。前にもエントリー作りましたが、そのときは携帯カメラだったので今回はちゃんと。

地震以来、本や旅行や音楽の感想がほとんどなくて、なんかつぶやきみたいなものと食べ物の話ばかりになってしまいました。ひとえにここ一月の生活のせいだと思います。

突然、それまで全く触ったことのなかった分野の仕事を主にやることになってしまい、それ関係のものすごい量の資料を読む毎日だったので、それ以外の字を読む気が起きなかったのですね。
地震の前は通勤電車で本を読んでいることが多かったんだけれども、今はpodcastやプレーヤーに入ってる音楽を聴くばかり。旅行については当然できてません。

* * * * *

空気を読む力が自分にどれだけあるのかはかってみるため予測をここに書いておきますが、
今回の原発事故を経ても、日本はすぐに脱原発をすることはできない気がします。

・現時点では汚水をだらだら流しながらではあるが、水を原子炉に注入して徐々に炉を冷やすことができている。想定外の事故でポカが続いても、それでも一定の対処ができることは示されてしまった(電源喪失が長く続いても、指をくわえてメルトダウンを待つことにはならなかった)。

・どうやら津波という一つの要因で複数の非常対応システムがイカレてしまったようなので、逆にいうと津波の対策をしっかりやればより安全だという論理が通ると思う。

・事故の検証は求められているしそのうち始まるだろうが、当然役所がその場を設定するので、「だからもうやめとこう」という結論ではなく「ここを改善すれば安全性が高まります」って話になるに決まっている。

・そのうち絶対誰かが「一人の命も奪われないまま得られたこの貴重な経験によって、原発の安全対策はさらに完璧に近づいたと、私はあえて非難を恐れず言おう」って言う。

・脱原発がいくつかの国で進むと、新エネルギーを利用できるほどの基盤整備ができてない国はとりあえず原油や石炭の争奪合戦に走るので、不安になって「やっぱり原子力」っていう合意は(一応役所と事業者をスケープゴートにしつつ)形成されやすくなる。

・福島第1はいま冷温停止の5、6号機まで含めてジ・エンド、だが福島第2はヘタすると再稼働(知事をどう説得するかが鍵)。5年以内の動きは、西日本はあまり危機感を共有していなさそうなのでいくつかの新規建設は話が進む。一方、東日本では新規建設はたぶん話題にもできない(作らない、のではなく予定地の心情的要因で無理)。でも動いてるのを止める話にはならない。

・ついでに、暮らしはちょっと地味になるかもしれないが、大きな社会変動が起きるかについても弊管理人は懐疑的です。あいかわらず各セクターのお金くれコールで今年度並みの規模の予算が来年できたら「ムリ」が確信になります。

* * * * *

で、今日は昼にあれだけ鳥を食べたのに、夜、唐揚げと焼き鳥を買って帰ってしまいました。どうしたの、弊管理人。

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2011年04月18日 22:59に投稿されたエントリーのページです。

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