道東・十勝地方の広尾町に出張してきました。
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↑こんなとこ。
朝6時半に家を出て、7時に特急で札幌発、9時20分に帯広着。
それから十勝バスに乗り換えて仕事先到着は12時前でした。
遠い。とにかく遠い。
帯広-広尾間の84キロは1987年まで国鉄広尾線が通っていました。
現在は帯広広尾自動車道が建設中。
つまり現在は歴史の狭間。2時間半のバス路線は都市間バスではなく路線バス!停留所150以上!
仕事を終えてから、まちなかの「だるまや」なる食事処で十勝名物豚丼を食べました。
濃い味の甘辛のタレが厚ぼったい豚肉にからんでます。
帯広の「ぱんちょう」などのよそいきの味ではなく、働く人の食べる、vernacularな味。
(この濃ゆーい豚丼を食ったため、翌日、帯広でかねて行こう行こうと思っていた「とん田」に行く気が失せました)
昼過ぎからまた2時間半かけて帯広に戻り、本屋で三浦綾子『続・氷点』を買い込んで、また路線バスに乗って音更町の十勝川温泉に向かいました。
今日の宿は十勝川温泉第一ホテル。十勝川温泉は植物モール泉という、褐色の珍しいお湯です。美人の湯だそうです。このホテルのお湯は40度程度とぬるめで、いつまでも入っていられるいいお湯でした。
風呂場はでかいです。露天は石庭みたいなところにひとつ、2階に川を見ながら入れるのがひとつ、ほかに檜風呂、泡風呂、サウナ、低温と高温。3回も入ってしまいました。
今回、楽天で2食つき8500円の安ーいプランで申し込みましたが、建物は新しくて部屋は8畳プラス縁、バストイレつき、食事は期待以上。写真の料理にあとから煮物と茶碗蒸しとデザートが出てきて、温かい料理が途切れないという配慮。接客も丁寧。23時前に寝て朝は7時半に起き、道産食材を使ったバイキングの朝食をたくさんいただいて帰ってきました。
札幌は氷点下に下がって雪も吹き付けたようですが、日高山脈に隔てられた十勝は快晴でした。
今回は移動が長すぎて、札幌に帰ってきてみたら腰がバリバリです。ううう、辛ぇ~