学生時代に所属していたピアノサークルのOBが中心になって演奏会をやるというので聴きに行ってきました。
場所は上野、旧東京音楽学校(現在の東京藝大音楽学部)奏楽堂という、最古の木造音楽ホール。
外観はこんな感じ。
中はこんな。スタインウェイ。外の光が差し込むステージって珍しいですよね。
プログラムは20あり、13時半から入れ替わり立ち替わり弾いて19時までかかりました。
もちろんアマチュアの集まりなのですが、全体のレベルは高く、コンクール入賞者も複数名います(ついでにいうと「ドクター」と呼ばれる人も相当数いる)。ステージ上に世界を展開する人、現代音楽のピースの演奏前に資料を見せながら解説する人、初めて会った12年前からますますダイナミズムを増している人、指は回るが音楽が分節できてない人……。タイプはいろいろで、聴き心地の善し悪しも演奏者によってかなりばらつきがありますが、商業ベースのコンサートでは取り上げられることの少ない曲が生で聞けるのが醍醐味といえましょう。
うむ、うまい人はたたずまいからして違う。