« 死別の永遠さに較べれば2週間は次の一瞬とさえ思えやしないか | メイン | 希望と必要 »

本いくつか

5月から読んだ本がこれくらいしか……
感想文をそれぞれつらつらと書きたくなりつつ放置してるうちに面倒になったのでまとめてひとこと。

■大澤真幸『逆説の民主主義』角川oneテーマ21、2008年。
■真木悠介『時間の比較社会学』岩波現代文庫、2003年。
  <岩波書店、1981年。 (読んだのは8年ぶり2回目)
■森政稔『変貌する民主主義』ちくま新書、2008年。

救済を構想すると必然的に「それ以外」がこぼれ落ちるわけですが、それをどうしようどうしようどうしようとぐだぐだ考えつつまだブレイクスルー(あるいはストンと落ちる折り合いの付け方)には達しないねえううむ。ということを(1)真木は本の中で語られていない部分において語り、(2)大澤は社会の方面から、森は政治の方面から語っている感じ。かしらん。
ちなみにお勧めかと言われればどの本もお勧めです。

About

2008年09月21日 11:16に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「死別の永遠さに較べれば2週間は次の一瞬とさえ思えやしないか」です。

次の投稿は「希望と必要」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35