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2006年02月 アーカイブ

2006年02月27日

やっと読み終わった

■大澤真幸『美はなぜ乱調にあるのか―社会学的考察』青土社、2005年。

京都旅行中から読み始めて、出張時の電車やバスの中で読んでいてやっと読み終わった。フィニッシュは音楽聞きながらイッキでしたが。

ええと、『InterCommunication』55号(p.24)で佐藤俊樹氏に「大澤さんは宮台[真司]さんに比べて圧倒的に俯瞰優位、神様視点で話す人です」と形容されてました。
大澤氏がよく使う「第三者の審級」は「神様視点」といえると思うんですが、さらに「第三者の審級」を論じている大澤氏自体が神様視点に立っているともいえるので、うーんうまいこと言うなあとニヤニヤしたのでした。

んで。内容は、大澤社会学var.絵画と映画と音楽とスポーツ。以上。
骨組みは、
(1)わたくしどもは日々いろんな経験してますが、それを可能にするような前提になるような枠組みというのもありまして
(2)しかしその枠組みというヤツがあることが分かるには、日々の経験を通じてでないとできないんですね
(3)とゆことは、その枠組みはそれをいきなり発見することはできなくて、日々の経験を通じて発見できたときには「あっ、あったんだぁ(完了形)」という事後的な形でしかない
(4)その枠組みが見えるような「破れ」は日常の中にあることにも注意
(5)そこに「美」とか「他者」などというもののキモがありまして
(6)そういうものは「つかまえた!」と思っても、つかまえた瞬間にさらに奥にある枠組みが見えるという、どんどん逃げる構造を持っている
という感じかなあ。激しく違う気もする。

話は↑こんなようなすごく抽象的な原理をいろんな例に適用しながら繰り返しているのでとっつきにくいですが、この人の著作の魅力は、タイトルの巧みさを別にすると、その例選びの妙にあるような気がしてます。

■東浩紀(編)『波状言論S改―社会学・メタゲーム・自由』青土社、2005年。

寝床に置いておいて、寝る前に数ページ繰って寝るという読み方でやっと読み終わった。フィニッシュは音楽聞きながらイッキでしたが。

東+鈴木謙介のホストが宮台、大澤、北田暁大というゲストをひとりずつ迎えて構成する鼎談3連発。
全体的に面白いんですが、特にうひひと思ったトピック:
・天皇とか亜細亜とか言い続ける宮台氏に対する、他の人たちの違和感
・「人間の責任の範囲は、基本的に物理的な条件で制限されている。……これは口頭の会話でも同じです。しゃべりつづけると疲れる。しゃべれなくなるから話題を変える。……僕は結局、応答すべき他者と応答すべきでない他者は、そういう物質的外部性で分けるほかないと思う」(p.237)のあたり。物質性を離れた論理の世界で応答責任とかのことを考えていて行き詰まったら、こういう突破のしかたもアリなんだなあと
・大澤氏が宮台氏をどう思っているか。ゴシップのように聞こえるけれども、アカデミズムに足を置きながら社会問題に斬り込むときの、大澤氏の「神様」を見れた気がします

いちばん勉強になったのは、ひとかたまりの文章を読みながら、何が語られたのかを考えると同時に「何が語られなかったのか」も考えないといけない、ということですかね。

2006年02月26日

手持ちぶさたな午後、ふらりと出掛けた。

出掛けた先は3、4カ所あったはずだけれど最初のほうは忘れた。覚えているのは卒業した中学。当時に戻ったのじゃなくて今の姿のままでちょっと構内を探索する感じです。夕暮れの校舎をあてもなく散歩するという。

#よく夢に出てくるのは高校でも小学校でもなくて中学です。なんでだろう。廊下は90度の角度で曲がること、とか、軍隊みたいな避難訓練とか、やたらマニアックな国語の授業があったりとか、とにかくヘンで厳しいとこでした。好きだったけど。

それから、その中学から150km離れた本家。伯母と祖母が暮らしているので、こちらも「ちょっと顔出していこうかな」というくらいの感覚で。ちょうど夕飯の用意をしているところで、ふらっと台所に入ってばあちゃんに話しかけると、「はぁー?」みたいなまったく要領を得ない返事。惚けてしまっている。よく見ると、顔も少しおかしくなってしまった人の顔つきになっている。ぞっとしたところで目覚め。

#ちなみに現実のばあちゃんは今でもしっかりしてて元気です。精神がイカレると顔つきも精気がなくなるだけじゃなくてパーツが崩れてきますよね。そのあたりリアルに再現?している自分の脳にちょい感心

朝はまだ7時前でした。うーん、来月あたり田舎に帰るかな。

2006年02月21日

社会科学関係リンク

Hashimoto Tsutomu
橋本努さん(北海道大、経済思想)。私より10歳上。指導教官だった松原隆一郎先生(東大)にいわせると「彼は勝手にどんどん論文書いてた」タイプの人らしい。お目にかかったことはありませんが珍しく構えの大きな若手の学者さんと聞いてます。

おおやにき
大屋雄裕さん(名古屋大、法哲学)。ブログ。とてもおもしろい。お目にかかったことはありませんが口数多そう(サービス良さそう)。私より3歳上。

松原望の永久総合案内サイト
計量社会科学。(東大→)上智大。統計学、社会選択論、ゲーム理論。私より35歳上。数理マインドって必要よねと思うところまでで止まるのが凡人。嗚呼

(modified 11/20/2007)

2006年02月20日

東京逍遙

朝飯は汁粉。
昼過ぎから東京へ。雨そして寒い。
キース・ジャレット「ケルン・コンサート」を仕込んで聞きながらバスに揺られてみたら、風情があって酔った(音楽に)。

3ヶ月ぶりに通帳記帳。上野をちょっとほっつき歩いてから新宿。紀伊国屋書店で必要だと思われる本の当たりをつけて退出(その場で買うと重いので後日amazonで注文する)、歩いていたらABC Mart(靴屋)でセールをやっていたので2割引で仕事用の靴を新調。履いていたのはその場で廃棄。

夜は仕事先と夕飯(というか今日のメインはこれ)、焼肉喰ってきました。赤坂 大関 (03-3586-5456 東京都港区赤坂3-18-12)。
だいぶ分かりにくいところにありますが19:30には満席。「牛いっぴき」コースはいろんな部位が超厚切りで出てきましたが、今自分がどこの部分を食っているのかよくわかりません。でも炭火で焼くのがとてもウマイ。あと白飯も店の外にあるお釜で炊いているとのことで、意外にも絶品。3人で飲食して15000ちょい(ただし2人はウーロン茶)。

2006年02月18日

神風協奏曲

■大澤壽人:ピアノ協奏曲 第3番 変イ長調「神風協奏曲」/交響曲 第3番 (8.557416)

ライナーノートによれば、大澤壽人(おおざわ・ひさと)は1907年神戸生まれ、53年に脳出血で死去。関西学院を卒業したあと30年にはアメリカに渡ってボストン大などで音楽を勉強し、その間にナチスドイツを逃れたシェーンベルクの授業も受けたようです。ここで日本人として初めてボストン響を振っているんですね(へえぇ)。さらに34年にはフランスに移り、36年に日本に戻っています。

当時の日本と西洋の音楽レベルのギャップもあり、戦中の日本ではあまり評価はされなかったようですが、戦後はラジオ番組をプロデュースして自作曲の発表やドビュッシー、ラヴェル、ファリャ、シェーンベルク、ストラヴィンスキー、プーランク、ヒンデミットなどの紹介も行うほか、神戸女学院で教えるなどしていたそうです。死後急速に忘れられた作曲家であったとのこと。

で、神風協奏曲ですが、これは38年作曲。戦争とは関係なく、当時の飛行機の名前で、つまり飛行機に対して献呈されたというんですね。
プロペラのようにくるくる回るテーマが次第に上昇していく、まさに飛行機そのものを描いたような第1楽章は、なんとなくプロコフィエフのピアノ協奏曲第1番を連想するものがあります(なんとなくね)。でも「"当時の日本人"にしてはよく猿真似できてますね」というようなレベルではなくて、後期ロマン派あたりの作曲家が書いたといわれれば「あ、そうなんだ」と思えるくらいの「聴けるコンチェルト」です。で、着陸して終わる(笑)

第2楽章は一転してガーシュウィン。どゆわけかジャジーな緩徐楽章です。でもこういう西洋の伝統的な音楽の流れからちょっと外れたスキマみたいなところに「日本的な音楽」が浸潤する余地を見つけたんじゃないか、という気もするんですよ。

第3楽章になるとまた飛行機とんでます。
最後に拍子が変わったかと思うと急速にテンポが上がってそのまま飛び去ってしまうんですが、ここがとても心地よいです。カプースチンもいくつかの曲でそういう終わらせ方をしてますけど、なんだか「ああ、いっちゃった」という余韻と郷愁を喚起するんですね、意外に。

2006年02月16日

ティオムキン

■Tiomkin: Red River (NAXOS 8.557699)

「ロシアからやってきたカウボーイ」ディミトリ・ティオムキンDimitri Tiomkinの「赤い河」サントラです。世紀転換期のロシアに生まれ、革命とともに西欧に移住、そして流れ着いた合衆国はハリウッドで映画音楽を手がけた人。標題音楽の極致といえば極致ですが、それでもちゃんとした書法で構成いてあるせいか単独で聴くのにも耐えますね。

自分には全然知識がないのでもしかしたら見当はずれかもしれませんが、昔の人ってよく転々と移住しますやね。社会保障とか権利義務とかどうなってたんだろう?と外国移住なんて考えられない自分など思うんですが。

2006年02月14日

◎鴨づくし

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千葉北総は安食の某店で鴨を食ってきました。ジビエというとオシャレかしらん。

成田から車で30分、田んぼの中の暗い道を進んだ途中の道ばたに廃バスが埋まっており、その中が料理屋になってます。まさに知る人ぞ知るお店ですが、一度そこを訪れた人誰もが取り憑かれてしまうのもまた事実です。

今日のラインナップは、お通しとしてモツ(もちろん鴨の)のニンニク和え、しゃぶしゃぶ、焼き鳥、鍋。途中はさんだ印旛沼産小エビの素揚げを除けば、鴨と葱しか食べてません(笑)。

臭いだのしつこいだのというのは「ほんとうの鴨」を食べたことがないからじゃないかと思えてしまう。野生をそのままいただく。柔らかくて、噛むほど味がいっぱい詰まったスープが染み出します。

行ってみたい方はご一報……

2006年02月12日

音楽関係リンク

あんぐらCD博物館

失礼ながらことわりもなくリンクを貼らせていただきました。館長さんがどんな方かも存じ上げませんが読み物が面白い(まだ斜め読みですが)のでぜひ。まにあっくなクラシックやジャズCD評。なんか物事のおもしろがり方が自分と似ているような気がするけど情熱(ねちっこさ?)と情報力は自分の比ではないので……。

全音が出してるマヌエル・ポンセの楽譜を買うかどうか迷いながら(だってCDつきとはいえ3400円するんだもの)いろいろ調べていたらば行き当たったサイトです。

2006年02月11日

bye bye エストたん

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社会人一年生の01年からおつきあいしてもらったバイク(Kawasaki: Estrella-RS)とお別れしました。今日で保険が切れるのでこのタイミングを逃さないようにと近くのバイク屋に持ち込んで引き取ってもらいました。あっけなく15万円に化けました(こかしたことがあったり、タイヤ交換なし、ぐうたらメンテナンスで15000km乗ったわりには、まあまあかなと)。振り込みなのでなんか大して実感ないですね。

02年に北海道、03年に東北と北海道に遠乗りしたのが想い出です。高速道路では100km/hに達するとミラーなんかをガタガタふるわせながら「ぎゃー、やめてー!」と音を上げる天井の低さでしたが、まちなかを走っても燃費が35km/l前後と、少ないご飯でよく働くところがお気に入りでした。

後継はまだ決めてませんが、SUZUKIの逆輸入車GSR600なんかいいなあと思ってます。これは店に聞いて貰ったところ、デリバリーが4月下旬から5月ごろになるとのこと。3月末にあるモーターサイクルショーで実物に会えるかな。暫くバイク生活お休みです。

だぶるチャイコフスキー

■Tchaikovsky, B.: Piano Concerto / Clarinet Concerto / Signs of the Zodiac (NAXOS 8.557727)

さっきまで結構長めに感想書いてたのにパソの不規則動作で消えました。イライラ
ボリス・チャイコフスキーBoris Tchaikovsky(1925-1996)は、有名なほうのピーター・イリイチ・チャイコフスキーとは特に血縁などないようですが。

ライナーノートによれば、第二次大戦後にモスクワ音楽院でショスタコーヴィチらから音楽教育を受けたそうです。確かに所収のクラリネット協奏曲を聴くとショスタコの影響が聞き取れますね。

60年代以降のソヴィエト・ロシアの作曲家たちが前衛に流れていくなかで、20世紀なりのメロディアスさ(と、リズム)をなんとか構想しようとしているように聞こえるのがピアノ協奏曲。和声の使い方なんか意外と好き。でも「みんな一度は思いつくけど怖くて作品として残せない」パターンであるような気もするです。

声楽では「星座のお告げ」(でいいのかしらん)。これはまあ好きずき…
買ってきたばかりのシーツを洗濯し、干しながら聞いてます。これまで使ってたシーツがすり切れたので。なんで独り寝ですり切れるかね(笑)

■Tchaikovsky: The Snow Maiden (NAXOS 8.553856)
で、こちらはピーター・イリイチさん。髭ムスメといえば新宿2丁目のバーですがこちらは「雪娘」。オーケストレーションは下手クソだけどメロディメーカーとして成功しているのはこのお人とショパンだと思ってますが、ショパンはピアノの曲作りがうまいだけまだ救いがあります(わー)

2006年02月10日

TOEFL(3) いかんなあ

意識してやっているわけではなかったんですが、気付くとむかーし学校で勉強してたころの勉強の仕方になっちゃってました、今回。

・参考書をスピードつけてがーっと一通りやる
・できなかったところに印をつけておいて、今度はそこだけがーっと一通りやる
・できなかったところにもう一つ印をつけておいて、今度はそこだけがーっと一通りやる
・なおできなかったら別の紙に書き出してとっておく

というやり方なんですが、これは多分自分の性格に合ってるのでこうなってしまうのでありまして。どういうことかというと

・一カ所に集中できない
・ページをめくるのが快感

要は飽きっぽいので、間違えた場所に立ち止まりながらじっくり一通りで終わらせるのではなく、同じ道を三度通ってでも「進んでる感」を得られたほうがやる気が保てるんでしょう……

今回は、文法、リスニング、語彙、エッセイのそれぞれについて各1冊ずつ問題集を取り寄せてやっているんですが、まだ道半ばだというのに、最初にやった模試をまたやっちまいまして、微妙ぉぉぉなスコアにメゲかけました。
現実は厳しい。

2006年02月06日

京都へ行って来た

【2/2】
仕事が終わっていったん帰宅、京成上野駅へ。
駅前から京成の夜行バスで出発するのだ。23:20発、片道5000円。安いが安眠はできないな……

【2/3】
06:30京都駅に放り出される。寒い……
さまよいつつ北を目指す。やばい、どっか建物に入らないと死ぬ……と大げさな危機感。東本願寺で07:30から行われる法話にもぐりこむ。でも同じく寒いんですけどね(笑)。
節分なので節分の話でした。「鬼は外、福は内」じゃなくて「鬼は内、福は外」と言いたいところです、だって。そうだ浄土真宗だもんね。善人はほっといても救われますから悪人こそ救いの主眼にせんといかんのだ。

で、まあ有り難いお話でも寒さからは救われないわけで、歩いて温まることに。
なんとなく北東を目指しているうちに哲学の道を通って慈照寺へ。3時間かかった(普通はバスを使うものなんだそうだ)。銀閣は落ち着いた感じでいいですね。こんな離れがほしい。

11:00八坂神社に戻って留学時代の友達と合流。6、7年会ってないけどお互いかわらないね。
清水寺まで歩いていきました。
昼飯は友達の紹介で近くの「奥丹」。メニューは湯豆腐のコースのみ、3150円(ひー)。でもおいしかったし、意外に腹にたまるのね。
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湯豆腐、ごま豆腐、田楽、とろろ、白飯、漬物、てんぷら。

阪急河原町の近くの喫茶店で夫婦生活になどについて(!)ひとしきりおしゃべり。そうだ、もうそういう年代ですやね。

15:30にはバイバイして自分は阪急で三ノ宮を目指します。060203nankin.jpg
別の友達と合流して、春節祭中の南京町を引き回してもらいました。
肉まん1個80円。味が凝縮されていてウマい!いいとこ知ってるだね。小さいのでオヤツに5個はいけます。

んでもってポートタワーへ。夜景にはまだ早いので、展望室にのんびり座って夜を待ちますだ。
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夜景。
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外観。変な形(笑)

元町の駅の近くの食堂に連れていってもらって、台湾料理。おい、腸詰めうまいぞ!モヤシ炒めはニンニクの香りがきいてますね。あとはチャーハンとあんかけご飯。ごはん星人ですんで……満足。写真とるの忘れるほどでした。

戻って京都は四条大宮のアークホテルっつうところに投宿。楽天で申し込むとシングルで4500円です。安くね?でもちゃんと設備が整ってるビジネスホテルでした。ZZz

【2/4】
11:00きっかりにCHK-OUT。バスで出町柳(乗り過ごして百万遍まで行ってしまった)→叡山電車でのろのろと鞍馬。060204kurama.jpg
山の中に入るととたんに雪景色。こんなにかわるんですな。
入山してとことこ歩いているともう汗だく。標高410mの本堂まで上がりましたが降りがきつくなったので貴船は断念して下山。けっこう苦労して登るのにケーブルカーだと一瞬なの。

13:30鞍馬の駅前からシャトルバスで鞍馬温泉へ。
昼飯まだだったので温泉施設の中の食堂で天丼1000円。新妻の料理かと思うほどまずかった(笑)
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疲労を倍増させつつ隣接の露天風呂1100円。こんこんと落ちる雪を浴びながら浸かるのも気持ちいいものです。

16:00下山。京大のキャンパスをふうんとかへえとかいいながら抜けて、今夜の宿へ。三条京阪の近くにある「いろは旅館」。まさに修学旅行の宿!という感じ。オフシーズンだと安いですね。部屋に入って10分で布団敷きにきました。本読んでたらそのまま気絶。

夜は京都・兵庫の友達2人と合流して楽しく食事&飲み。京都の夜は雰囲気があっていいねえ……

【2/5】
引き続き2人に京都探索に連れて行ってもらいました。まずは「イノダコーヒ」(←「コーヒ」は誤植ではないらしい。何で有名なのかよく知らない)でなんとなくハイソな雰囲気にひたりながら朝飯。といっても11:00……

出町「ふたば」の豆餅でさらに(笑)腹ごしらえ→060205daitoku.jpg
大徳寺(写真)→北野天満宮。昼飯は「たわらや」でうどん。宮本武蔵が飛んでるハエを箸で捕まえたのがこの店だそうです。ホント?ねえホント?

食後定番の甘い物は「粟餅所 澤屋」で粟餅。
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あんこ+キナコ+お茶で510円。メニューはほかにないので店内で座ると勝手にこれが出てくる(笑)ちょっとこのキナコのやつがうまいんですけどー!

そして大原・三千院。
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観光地ですなあ。甘酒をいただきました。
寂光院のすぐ下にある味噌庵でおいしい味噌を自分のお土産に買って、2人とお別れ。ありがとう!(関西ぽく「りがと」にアクセント)楽しかったよぅ

今夜の宿は三千院から100mほど上がったところにある「浄蓮華院」という宿坊です。2食付き7000円。
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夕飯は精進料理。コタツとストーブが置いてある6畳の部屋で、雪見障子から、こんもりと雪をかぶった鐘楼や木を見ながらいただきました。手が込んでいてうまいっす~

やることもないので持ち込んだ本など読みつつ20:30には就寝。

【2/6】
04:30には目が覚めてしまいました。
雪の空。07:30に朝食をいただいてから下山。大原バス停から京都駅まで580円、1時間。
「のぞみ」で帰京。
で、職場へ……orz

そんなに期待しないで行った、修学旅行(1994!)以来の京都ですけども、なんかとても楽しく過ごして帰ってきました。多謝!

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