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門を眺める

いずれも買ってない。

弊日記でメモを作る本と作らない本があります。特にポリシーがあるわけではないのですが、メモを作らない本は
(1)だいたい知ってる話
(2)展開を追う必要のないアンソロジー的な内容(逆に、こういう本のメモを作ると結局、本まるごとになってしまう)
(3)会社から弊日記にアクセスして仕事上参照する必要がなさそう
(4)たまたま疲れてた
のどれか、またはその組み合わせのようです。今回の2冊は主に(2)、ちょっと(1)か。

■筒井淳也、前田泰樹『社会学入門―社会とのかかわり方』有斐閣、2017年。

最近どうかなっつってときどき覗く世界。
生老病死にまつわる各テーマ(と自身)に対し、量的研究と質的研究の視点を並べて「こうやってアプローチできるんですよ」と紹介する珍しい形式なので、方法に関するイメージが得られて有益でした。同じ有斐閣ストゥディアで前読んだジェンダーのやつのネチネチした感じと違って筆致がフラットなのも弊管理人の好みでした。
地元の図書館で借りたのですが、医療・医療技術のお話など弊管理人の仕事と関わる部分も多くて、これはギリ買ってもよかったかもと思いました。

■三成美保他『ジェンダー法学入門[第3版]』法律文化社、2019年。

会社の図書室からかっさらってきたもの。
校正甘くておいおいと思うところは多いですが、トピックを「法学」という言葉からイメージする範囲よりもかなり広く集め、判例、コラム、用語解説や図説を見開きでこなしているので、事典としてとてもよいと思いました。
自分で買って置いておきたい、とアマゾンで検索するところまでは行きましたが、2700円+税なのでとりあえずやめ。すいません。

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2019年05月30日 23:59に投稿されたエントリーのページです。

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