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2013年08月 アーカイブ

2013年08月24日

弁当と2冊

水曜のことですが、仕事が午後からだったので、錦糸町の台湾料理屋にて「鉄道弁当」でお昼。
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叉焼と漬け物と高菜がおかずで、この下の段に野菜炒めの載ったごはんがあります。
なかなか。

そのあと日本橋に移動してから、ミカド珈琲のスタンドコーナーでモカソフトをなめなめ一服。
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相変わらず暑い日も多いけど、なんとなく日陰に入った時とか、風が吹いた時とか、秋を感じさせる週になりました。

* * * このかん読んだ本。

■辨野義己『大便通』幻冬舎、2012年。

腸内細菌とウンコの話。
ちょっと必要があって読んだ。便秘だとか、そういう事情ではありません。

■西村義樹、野矢茂樹『言語学の教室』中央公論社、2013年。

「Aが私に話しかける」と「Aが私に話しかけてくる」はどちらも意味は通じるんだけども、表現の違いは何によって生じるのか。Aが知り合いか他者かでどうも違う感じがする。相手の属性の違いが自分の世界に対して及ぼす力が違うような気がする。
認知と言語を結びつけて考える、認知言語学。それって何だよ、という野矢さんのツッコミに西村さんが答える形で認知言語学の考え方や生成文法との違いなどを明らかにしていく対話篇。おもしろかった。

2013年08月18日

幅を広くしました

弊日記を始めた2005年に比べるとディスプレイの画素数が大きくなってきているので、エントリーの表示されるコラムの横幅を480→640ピクセルに広げ、さらにエントリーの文字を12ポイントから14ポイントに大きくしてみました。
これまでと変わらないと感じられた方は、1度リロードしてみて下さい。

文字は大きくなったものの、1行当たりの文字数は前より少し増えました。
あまり読みにくくならないよう、レイアウトなどで対応したいと思います。
ていうか、文字ばっかのエントリーはそもそも弊管理人以外読んでないですよね?

大きな画像(↓横幅最大これくらい。ちなみに先週本家に帰ったときの伯母の手料理ですが本文とは関係ありません)を貼ることもあろうかと思います。
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もろもろ慣れていただけましたら幸いです。
今後ともよろしくお願いします。

2013年08月15日

盆休み備忘

■14日、周囲で何かと話題の『風立ちぬ』を見た

インテリ飛行機設計技師のあんちゃんと、結核もちのセレブおねーちゃんがドラマチックな出会いと別離から何年かして再会した避暑地で恋に落ちて、最後はおねーちゃんが死ぬメロドラマ。

一歩引いてしまうとそれだけです。「生きねば」というメッセージもうざベタい。だけどとにもかくにも、よく描き込まれた絵物語に2時間体を浸すのが、正しい享受の仕方。原作もたぶん知らなくていい。夢が現実に、現実が夢にすっと入り込みながら淡々と話が進んでいく、ふわふわした全体がそのように提案している気がします。
そう思って見るといい映画なんだと思う。鑑賞後、こんなふうに何か言いたくなりますしね。

大正~昭和初期ごろの結核がどんな病気だったかとか、先進工業国としてのドイツと「20年遅れた」日本の関係など、前提知識がけっこうないと難しい。席の両側は母娘(とみられる2人)2組で、いずれも40がらみのおかーさんはぐすぐす泣き、娘さんらは「わかんない」とむくれていました。ついでに前にいた20代くらいのカップルは「難しいね……」とぼそり、後ろのヲタと思われる男性は「庵野の声が……」。まあそうなるわな。

喫煙のシーンが多いことに文句が出ているそうですが、「あほか」以上の感想はありません。あほか以上に何か言おうとするとすっごい長くなりそうなので。

それにしても実に6年ぶりに映画館で映画を見ました。この、現実からちょっとの間切り離される体験もいいなあ。映画ももっと見よう。

■その他

帰省して見た田舎の状況は、春の連休よりはもう少し、次の問題が迫っていたように感じました。

上記、久しぶりの映画と、山と、ほかにちょっとここに書くほどでもないことなどによって、先週末までまことにギリギリと締まっていた心を弛める機会にすることができました。
(今日出勤して、一時停止していた時間の流れが再開しちゃったんですけど)

■理化学研究所脳科学総合研究センター『脳科学の教科書 こころ編』岩波書店、2013年。

前読んだこれの姉妹書で、出るのを結構待っていた本。
相変わらず優れた見取り図です。索引が欲しかったなー

2013年08月11日

駒ヶ岳

【後日追記:写真大きくしてみました】

10日の帰省はラッシュ初日に当たるので、いつもの高速バスではなく「えきねっと」で35%オフの特急を取って余裕……と思ったら踏切事故で1時間遅れ。あー

全国的に猛暑の11日、父が思いつきで「千畳敷カールでも行くか」と言うので涼みに駒ヶ岳へ。
マイカー規制があるので、ふもとの駐車場からバスで30分、ロープウェイの駅に到着。
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ここで既にけっこう涼しい。
1662mから2612mまでこれで上ります。
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ここへきて通勤電車を彷彿とさせる……
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上はこんな。
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高山植物が多く見られるので「お花畑」と呼ばれています。
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黄色いのは信濃金梅です(たぶん)。
1時間ほど登って振り返るとこんな感じ。中央の赤い建物がロープウェイ駅(2612m)。
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2900m近辺。ちょっとした広場と売店なんかがあります。
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半袖半ズボンにスニーカーという軽装登山をしてしまいました……
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40度超えの地点が続出した日だったようですが、気温10度ちょっとくらいの山で涼しく過ごしました。
気持ちよかったけど足が痛いな……

2013年08月07日

ハングリータイガー

横浜で昼の仕事を終えて、横浜駅近くで遅めのランチ。
ハングリータイガーのハンバーグ。
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肉とスパイスうまうま!油はねはね!床ぬるぬる!

小学生~高校生のころ、戸塚に伯父が住んでいて、一人で遊びにいくと保土ケ谷の店舗で食べさせてもらったハンバーグです。味はあんまり覚えてないけど、家で食べるのとだいぶ違ーう、とテンション上がったような記憶があります。ですのでもう20年近く食ってなかったということか。

昔食べてうまかったものでも、今食べると「おや?」くらいなものもありますが、これは変わらずうまかった。にしても午後2時半に行ってもちょっと待ちました。人気あるのだね。夜に入ってもおなか減りません。

* * *

以下は記録だけ。

■太田省一『社会は笑う・増補版―ボケとツッコミの人間関係』青弓社、2013年。

かつて専門職が供給していた「お笑い」の空間。その外に立っていたはずの観客を、ボケる素人を、「素(す)」を、むき出しの感情を、次々と内部へと飲み込んでいくダイナミクス。

は、いいとして、なんか乗れない本だった……
であるであるとうるさい語尾とか、風雲たけし城をゲームにたとえるならRPGじゃなくて面クリア型のアクションゲームじゃないのかとか、「ブーアスティン的な意味における」とか持ち出しといて説明ないのかよとか、もろもろ、もろもろ、本に入り込むのを阻む引っかかりが多くて……
個別の分析も、なるほどねえと思うものもあればその読み方は違うんじゃないかというものも……
みんなが知ってるものを扱うだけに言葉はかちっと定義・説明してから使おうよとか……
弊管理人の読む力が問題なのかと、もやもや……

お笑いの読み解きを通じて社会の理論に迫っているように見えて、実は社会について持ってた仮説の切れ味をお笑いの分野で試しているような印象を持ちましたが、思い過ごしかね。まあいいや。

2013年08月03日

川香苑

歌舞伎町、川香苑。
担々麺を頼みました。
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唇が痺れる!本場の味だ~(たぶん)
ちょっとしょっぱいですが、旨味もあり。思わず具を全部拾って食べてしまいます。

メニューをぱらぱら見ていましたが、どれもおいしそう。牛豚鶏、そして蛙。
これは3、4人で来るべきお店。
  これは3、4人で来るべきお店。

2013年08月02日

アマッザ

夜勤前に、平井、trattoria amazzaで昼飯。
前々から行きたいと思っていて、やっと。
外からは中の様子が分かりませんでしたが、実際入って見るとカウンターのみのこぢんまりしたお店でした。

平日ランチは、パンとサラダと生パスタと飲み物で1000円とお値打ち。
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自家製ソーセージのトマトクリームソースだそう。
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スパイスと酸味をうまく操った複雑な味。
パンでソースを掬って全部いただきました。

この調子なら、どのお料理を頼んでもうまかろう。

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