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里帰り2324(1)

年末年始の帰省は1年前より1日早く期間は一緒の12/25-1/4でした。

◆12/25

前日夜に「うおお」って感じの仕事をさっさかやって、貧民の乗り物・DCメトロでダレス空港へ。通常6ドルくらいかかるところ(それでも安いが)土曜なので2ドル。
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行きはユナイテッド航空で13時発。機内食が信じられないくらいまずい。14時間長い。
アメリカではサプリとして普通に売ってるメラトニンを飲んで眠ろうとしましたが、起きたときにぼんやりしたのであまり合わなかったかもしれない。

ほぼ1年ぶりの東京。夕方のせいか道が混んでて羽田から新宿までバスで1時間以上かかりました。
お届け物のために会社に寄って出身部の人たちとちょっと喋り、会社の資材庫からボールペンなどをくすねて退散。

DCの同じ職場に8月までいた同僚にもお使い事案があり、赤坂で焼き鳥を食べました。
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娘さんがちょうど帰国子女枠での中学受験をしていて、親のわれわれ世代と全然違う事情に「すごい面白い」と言っていました。

渋谷学園は激むず(「英検は準1級が最低ライン」!!)につきパス、その次で広尾学園と三田国際を受けたとのこと。三田国際は新興でこれから偏差値が上がっていくかなという位置付け。授業は英語。学校見学に行ったら楽しそうでよかった。留学できるが年700万笑。いずれも弊管理人は聞いたことない学校です。海外大学への進学も今は普通に選択肢になるそうです。へー。

戦術はいろいろあれど、あまり思い詰めずにやってるようでよかったよかった。お父さんはおっとり、お母さんも田舎の出身なのでそうなるんですかね。娘ちゃんもガツガツしない頭いい子との印象なので、無理せずうまくいきそうな気がします。

新宿のヴィアイン(JR西日本系)投宿。ここに限らず前年と比べても新宿のホテル料金は5割増し。そして室内清掃は希望があればやりますということでサービスは簡素化。加湿機能付きの空気清浄機が入ってたのは疫病の恩恵か?

弊管理人の大阪転勤と疫病挟んで4年ぶりの馴染みのお店に行きました。
札幌からちょうど来ていたおねえさまに邂逅。こちらは4年ぶりどころではない気がするがいつ以来でしょう。
この1年、同年代から少し上の人たちで物故者が相次ぎ、交友関係の広い人たちについてはSNSで知ってましたが、マスターからは弊管理人が把握していなかった、同い年で昔よく遊んだ友達が疫病で亡くなったことを聞かされ、地味に衝撃でした。

◆12/26、やはり早朝覚醒。
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朝飯にと入った近くの松屋は、番号ついて配膳口に取りに行く形式になっていた。キャッシュレスと人減らし(および一定の作業合理化)が進んでいる印象。メシはぐっちゃりしていてまずかった。

千駄ヶ谷の東京体育館に行ってちょっと運動しました。これは国立競技場。
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あと1年すると本帰国だと思うと特に今回頑張って行きたいところも食べたいものもなく、飛行機で座りっぱなしだったので運動して、ユニクロで下着買って、ニトリで台所用品買って、東急ハンズでちょっといい折りたたみ傘買って、宿のバスタブで入浴剤入れてお湯に浸かり、割れかけた銀行のカードの再発行手続き。

新宿行ったらびっくりドンキーでハンバーグ食うぞと息巻いていたのですが、お店がなくなってました。街の変化は2020年から2022年の暮れまでよりも、2023年のほうが大きくないですか?ポスト疫病に入って、それまで補助金をもらうために形ばかり続けてきたお店をたたみ始めたとか、建設がまたできるようになったとか、そんなのかもしれない。

新宿だからかもしれないが、なんか街も人も小汚いと思った。
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街に関しては建物の外側に装飾が少なくてプレハブみたいなせい。人に関してはたぶん、髪や髭を整えてない/肌をケアしてない/服が安っぽい、あたりが要因。まあ人のこと言えないんですが。

それから、こんなに人少なかったっけとも思った。歩きやすい道をあまり意識せずに選んでいたせいか、リモート化のせいか、なんだろう。子どもの頃に住んでいた家のあたりを後年歩いたときのように、記憶の中の新宿よりこぢんまりしていた。

接客全般、すごくローキーな印象を受けました。特に若い世代の店員さん。やることはやりますが、過剰に頑張るつもりはありません。イレギュラーなこと言わないでください。込み入った質問は攻撃開始と受け取ります。そんな感じで、それでもまあいいとは思うが、質が高いかというとそうは思わないな。

そんでまた夜は馴染みの飲み屋さんに行きました。また4年ぶりに会う人たちがちらほら。
と同時に、新しいお客さんも何人か。マスターと固定客が一緒に歳を取っていくのではなく、ある程度の新陳代謝があるのはいいな。

老けた人、変わらない人、太った人、いろいろ。4年前、「このまま恋人ができないまま終わるのかも」と悲観していた友達は、ずっと付き合いたかった年下とつがいになっていた。そして尽くすタイプとみた。

◆12/27

飲み屋で会う確率の低い友達に声かけて餃子でランチ。のちコーヒー飲みながらおしゃべり。
長いこと不倫状態だった人だが、同じ相手をそのままゲットしたとのこと。

この人は翻訳家で、同業の共通の友達はフリーから会社員になって事業展開の関係でベトナムと日本を往復する生活に入ったと教えてくれました。なんか2023年はいろんな人にいろんなことがあったのだな。

今回の新宿滞在では「来年(2025年)には帰ってくるからまた遊んでね」という話を随分しましたが、あまり言い過ぎると死亡フラグみたいでいかん。。。

バスタから夕方発で郷里へ向かいます。
車内で広げた夕飯はこれ。これはアメリカにはない。
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4時間の行程ですが、大半寝ていたらあっという間に着きました。体内時計が12月初めのドバイから迷子になりっぱなし。

◆12/28

田舎でダラダラ。父と駒ヶ根市の「しもん」で鶏南蛮定食。21年開店で人気があるようで、11:30過ぎにいったん満席になった。
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スーパーでフリーズドライの味噌汁などアメリカに持っていきたい食材を仕入れて帰りました。といってもアメリカでどうしても見つけられないもの、自分で作ってでも食べたいものというのはもはやあまりなく、意外と意識が「まあどうせあと1年の我慢だしな」というモードに入っていることを感じさせられました。ふりかけとか、小口の味の素とか、そんなこまごましたものばかり。

夕刻に妹が合流。父も妹もまあまだ大丈夫そうではあった。
妹は統合失調症で障害者手帳を取ったと言ってましたが、何か寄りかかるカテゴリーが欲しくて病名をゲットしただけで、本当は違うんじゃないかなという印象です。

つづく。

* * *

◆真木悠介『うつくしい道をしずかに歩く』河出書房新社、2023年。
機内で読了。

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2024年01月05日 00:07に投稿されたエントリーのページです。

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