9月4日(月)のレイバーデー(勤労感謝の日)をもってアメリカの夏は終わるそうです。
なんか7月半ばくらい、南西部が地獄の業火に焼かれてたような気がしますが、あれがもう2カ月近く前だと思うと夏はまじであっちゅう間だったと思わざるを得ません。
【9/2】
土曜はアメリカ人の友達に連れられて、DCに家を買ったカップルを訪ねることになりました。
広大な裏庭と深緑に壁を塗ったリビング、主寝室と書斎と客用寝室、地下室もあってワインセラー作るんだ~みたいな素敵なおうちは1916年築とか言ってたかな。ベジタリアンの人たちが野菜の寿司を食ってる下を二匹の犬がちょこちょこ歩いては弊管理人が差し出した手をベロベロ舐めるという、何この豊かな生活、というお宅でした。
【9/3】
日曜はこのグループでワイナリーに行きましょうかね、という話がいつの間にかプールにしようということになっており、午後からカップル宅で会った姉妹の住んでるアパートの屋上のプールへ。
36度。9月なのにプール日和です。
大きくはないけど、水に浸かったり、持ち込んだお酒を飲んだり、他のグループと喋ったり。持ち寄りのお酒の十数ドルしかかかってない。社会関係資本が豊かな人たちはこうやって互いに訪問しあい、ストックしてるお酒やらもらった飲み物やらを飲んで、噂話とか新顔いじったりとかしながら喋って喋って、安上がりに楽しく週末を過ごしてるんだな。
それとは対照的に、孤独な人は自分で頑張ってイベントを作り出し、割高な一人料金を支払い、アリバイみたいな写真を撮って何かした感じの休日を演出しなければならない。すごい格差、というか何の地獄なんだ、それは。
そんなこんなで14時過ぎからばらばらと集まって、18時過ぎにおいとましました。
友達が「腹減った」というのですぐ近くのユニオン・マーケットへ。友達は耐えきれず、半額セールをやっていたパック寿司をがっついた。
それで精神が少し落ち着いたというので、先日同僚と行ったSt.Anselmに入り、予約がなかったのでちょっと待って席に案内されました。人気店だな。
NYストリップとサラダと焼いたマッシュポテトを頼みました。
ステーキは1人分は食べきれないのでシェアする、と言ったら最初から別々のお皿に分けて持ってきてくれた。サービスいいね。そしてステーキとソース、セロリやフルーツがかつてない清涼感を出してるサラダ、外こんがり・中もっちりのマッシュポテトとすべてがうまかった。この店すごいわ。そして注文の組み合わせも完璧だった。つまりわれわれの勝利でもある。
満ち足りて友達送って帰って寝た。
【9/4】
車を持ってない友達が買い出ししたいというのでDCのスーパーLIDLへ。同じビルに入ってるMarshallsというデパートにふらっと入った友達は化粧品が安いことを発見し、100ドル使ったらしい。
そしてLIDLでもおっそろしい量の食料を買い、安売りスーパーなのに100ドル使ってました。
「セロリがなかった」といってTrader Joe'sという別のちょっといいスーパーに転戦してセロリどころではない量の買い物で80ドル。「家に食べ物がなくてピザをとってしまった」と話していたかわいそうな状態の人をスーパーに連れていくとこうなります。しかし向こう2週間は食うに困らなかろう。知らんけど。
自宅まで送ったら「寄ってく?」と言われましたが、明らかにお疲れの様子だったので、お邪魔してはならんパターンだと思い辞退しました。本人もちょっと安堵した感じ。大正解だったよう。つうかアメリカ人は社交辞令言わなくていいのよ笑
で、弊管理人はしめじとえのきを買い足しにアジアンスーパーへはしごして帰りました。
* * *
これで夏と夏休みはおしまいかな。というか自分がなぜアメリカにいるのかを忘れるくらい遊びほうけた夏でした。
9月はわりと今からいろんな仕事の予定が入っており、休み明けからどばっと勉強しないといけない感じ。10月初旬にちょっと面倒な仕事をこなしたら、いったん一息ついたのち全然気乗りのしない元同じ部署のパワハラ野郎からの頼まれ仕事に目鼻をつけて(今はもう立場上の繋がりはないので、面倒なことを言いだしたら断る気は満々です)、12月は長めの海外出張と一時帰国、というところまで走り抜けるのであります。たぶん。