今週はいろいろだめで、それは何か失敗があったということではなく、職場の椅子で腑抜けていたのです。腑抜けていたという印象以外にあまり記憶がない。出したメールに返事がないというのも重なった。あと職場の冷房が強すぎて指先がかじかんだ。
返事があったメールの人と会えたのと、たまたまのお誘いをいただいて会った別の人が日本から7月に赴任したばかりの独り暮らしで「土日の食事に困っている」とかつての弊管理人のようなことを言っていて「ですよね分かります!!!」となったことあたりがハイライト。
そんななので土曜は朝から落ちており、しかしこのまま部屋にいると落ちすぎて死んでしまう、と思って昼ごろ出掛けました。
ロートンLortonという町にあるテキサス・ドーナツでドーナツ3つとアイスコーヒーを買って車内で1個消費。店番は恐らく中国系の3人。紙袋に入れるとき、チョコがかかったドーナツはチョコが他のとくっつかないように一番外に向けて入れてくれていた。こういうことってできる人とできない人がいると思う。そういえばアメリカの料理ってソースどばー、チーズぐちゃー、ハンバーガーのレタスぼろぼろぼろー、ポテトわさー、みたいにとにかく「はみ出す」「こぼれる」状態で出てくることが多いんですけど、あれは「そのように盛り付けるとおいしそうだと考えている」のか「盛り付けという概念がない」のか、どうなのか。
そのあと、Prince William Forest Parkというところに行きました。同僚が土曜(つまり今日)の朝6時半集合で仕事先の人とハイキングに行って昼には帰ってくると言っていて、弊管理人は金曜が夜勤だったのでその時間には起きられないが、なんかいいところと聞いたので行ってみた次第。
着いてみるとれっきとした国立公園で例のごとく20ドル取られましたが、公園としてはなかなか素敵です。木漏れ日の中を走るドライブルートと、たくさんのトレイル。説明を読んでもピンと来ないが、good viewというコースに混ざってexcellentというのがあったので、4kmくらいのそのコースを歩いてみました。
結果、突出して景色が素晴らしいわけではなく、くよくよといろんなことを考えながら(蜘蛛の巣が多かったので木の枝を拾ってぶんぶん振り回しつつ)歩いているうちに気持ちがどんどん塞いできました。
ビジターセンターの近くが居やすい木立になっていて、もらったパンフレットでベンチの落ち葉を払って腰掛けました。
7月下旬から日中35度、夕方には雷が鳴って土砂降り、みたいな日々が続いていましたが、土曜に一服した感があります。25度の午後4時、湿気なし。暑くも寒くも暗くも眩しくもない、中性浮力みたいに完全なバランスの空気の中で暫く動けなくなりました。疲れているのかも。
森の中で考えていたのは(1)うまく入らないアポイントメントに端を発した面倒事の多さと(2)そろそろ本格的に倦んでいて仕事辞めたいみたいなあれこれ。なんか随分前からそんなことを時々言ってる気がしており、どこに行っても不満を言う性格なんだと解釈していたんですけど、多分、本当に合ってなくて(局面により速度は違えど)水位が上がり続けているんだと最近思ってます。仮にいま会社が早期退職を募集したら即刻応募すると思う。ただ、そういうきっかけはなかなかない。
帰ってから近所のスーパーで食料品の買い出しをして、豚肉焼いて食べました。成田に住んでたときに空港近くの「米倉食堂」で出していたすごいうまい(が、昼に食べると満腹と臭いで午後働くことができなくなる)ニンニク焼き肉定食に迫る味が出せそうになってきました。
20時を過ぎると日が落ちそうになってる。日差しの角度に秋の気配を感じます。
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ジーニアス英和・和英のアプリ。42ドルくらいだったので、買って携帯に入れました。
大辞典と迷ったんだけど、発音してくれるのと、弊管理人の場合、知らない単語は専門用語よりむしろ日常的に使われるもののほうに多いので、学習辞典のほうが分かりやすくていいかなと。
ちょっと使ってみたらなかなかよい。
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あ、日本は盆休みなのか。