家にばかりいても運動不足になるので、高野山に行ってきました。地域的な感染状況と混み具合を考えると、むしろどっと人が出てくる越境移動の解禁後より今のほうが行く側も受け入れる側も安全と思われます。って誰に言い訳をしているのだ。
「そうじゃないほうの三密」ということで、というのは冗談で、高野山は「県内在住の方に限ります」とかケチなことを言っていなかったので。修学旅行で延暦寺は行ったけど、金剛峯寺はとんと機会がなかったですね。
天下茶屋から1時間くらいで橋本に着いてしまい、えっ早い、と思ったらそのあと極楽橋までが長かった。くねくねした路線で、標高90mから800mまで上がります。
スタート地点とした大門で24度。暑くもなく寒くもなく気持ちよいです。
まだやっていないお店も多かったですが、人が少なくて歩くには好適でした。
金堂、大塔、金剛峯寺と中は撮影禁止で残念でしたが、見応えありました。
でも大体の建物が何回か焼失して江戸時代以降に建ったものなんですね。
なんで塔なんか焼けるの?と思ったら落雷か。
そういやちょっと書き損じただけで「弘法も筆の誤り」とか言われちゃうくらい達筆だった人の書いたもの、見なかったな。どっかにあったんだっけ。
あと霊宝館にあった快慶の四天王立像はとても肉感的でエロかったです。
標高800mの山中にいきなり台地があって、そこに街ができてるって面白いね。
寄りかかったほうが楽、というのはわかる。
次は宿坊に泊まってゆっくり見たいです。
それにしても、きょうび疫病対策に宗教の活躍する余地って何かあるの?と思ったけど、ま、ある人にとってはあるのでしょう。いろんなお寺や神社でお祈りやってたのは知ってます。