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ペンションめし

西天満「いまとむかし」でランチ。
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鶏のクリーム煮と白身魚。野菜いっぱいでよい。このほかにポタージュスープとパンがつきます。パンはレモン味のオリーブオイルをちょっとたらして食べます。
「料理自慢のペンションのご飯」みたいでした(褒めてます)。
おいしいお店であっても弁当はもういいや。熱々をちゃんとした食器で食べたい。

連休ほとんど働いたのと、日曜が宿直なので、金曜は休みをとって土曜と連休にしました。
金曜の夜は近所のスーパーでかき揚げを買ってきて家でそばを茹でました。なんかすごい揚げ物とそばが食べたかったんだよね。満足して寝ました。

土曜は心斎橋にフレンチ食べに行ったら休業してたので、近くの開いてた焼き肉屋に入って、空腹だったらあまりに満足度が低い焼肉セットを食べました。注文してから気付いたのですが、8時間半くらい寝て11時にトーストを食べたのでそんなにお腹空いてなかったんですよね。なので許せました。

行き当たりばったりに買い物してるうちに夕飯は自宅でそぼろカレーとなりました。
とかやってるうちに日付が変わると43歳になってしまう。やばい。別にいいか。

* * *

・今般の禍について「痛快」と言った誰かが激しく叩かれていて、それも仕方ないことなのだけど、一部、というか一部という語感にとどまらない数の人がどこかでこの状況をゲームのように捉えているのではないかと思っている。『ホモ・ルーデンス』のイメージで、ある限定されたステージとルールと元手を与えられて不確実性に挑むゲーム。人がついつい入り込み、没頭してしまうゲーム。のっぺり続いていた日常から急にステージに連れてこられてGAME STARTと言われたような感じ

・今回でいえば、毎日の感染者数/検査陽性率/それらの移動平均/再生産数/人と人の接触の強度と頻度などのパラメータを監視しながら、工学的手法/制度/規範の力を使って流行を制御するシミュレーションゲームなのかもしれない。生活者、為政者、専門家、どの立場でもプレイヤーになれるが、特に「専門家」の立場が面白いのではないかと勘ぐっている。ここをいじるとこうなるはずだ、敵の本当の姿はこんなやつなはずだ、裏技発見、やっぱ違った、等々

・近いうち、ロックダウンの強度を強めたり弱めたりしながら「医療崩壊」と「経済崩壊」のあわいを進むゲームが始まる気がする。昔あった「イライラ棒」みたいに、デッドラインのあわいを行くゲーム。動きには慣性がつき、時にブーストがかかってしまう制御の難しい乗り物を、チョンチョンと臆病にペダルを踏みながら走らせるのってスリリングではないか。まあそんなふうに思うのもお前が安全圏にいるからだろうとか思われそうだが、そうでもありつつ認知の問題でもあり、実際危ないところにいても自分の環境を注視しない人もいる。そういうの全然分からない真面目な(これもホイジンガの用語)人もいる

・世間が休んでる(のか知らないが休日ではある)2,4,5,6日は仕事した。ちょっと休みを取り戻したいんだけど。京都あたりで温泉宿は開いてないかなと思って宿泊予約サイトを見たら若干予約を取ってた。行っちゃおうか、どうしようかと思ったが行かなかった

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2020年05月09日 20:41に投稿されたエントリーのページです。

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