まにあった。今日は母の13回忌です。
滑り込みでお線香あげました。
でも生まれ変わりは49日でできちゃって、あとは「偲ぶ」機会みたい。本人というよりは生きている側のためにやるものなのかね。
日頃、食ったものばかり上げている弊日記ですので、食い物の話。
母が作った料理を最初に食べた記憶はありませんが、最後の料理は多分これ、というのを覚えています。まんまるのコロッケです。
2002年の11月に佐渡に少し長い出張をして、その帰りに実家に寄って、千葉にあった自宅に戻る時に持たせてくれた弁当、あるいは帰って食べる用のコロッケだったと思います。
どうも秋に入ってから調子がよくないようで、「ひょっとしてこれが最後かも」と思いながら食べたような気がします。本当にそれが最後になったので記憶に残っているのでしょう。
写真を撮ったはず、と思って古いフォルダを探りましたが、でてきたのは母が亡くなる直前に帰省した時、千葉に帰る自分に父が持たせた父手製の弁当の画像でした。
本当に弊管理人の記憶は当てにならないものです。今日、画像の勘違いでそう思いました。コロッケが最後だったかどうかも自信がなくなってきています。多分そうだと思うんだけど。
次に手作りのコロッケを食べたのは、札幌勤務中の2008年12月28日に、仕事先のおねえさま(だいぶおねえさま)にお呼ばれしてご馳走になったもの。こちらはちゃんと写真があります。
これ。
多分、雑談の中で「母親の手料理で最後に食べたのがコロッケ」とかそんな話をしたから作ってくれたのだったと思います。実はかなり味が似ていました。でもいっぱい食べすぎて腹を下したような……
思い出を共有していた相手がいなくなってしまうと、それが正しかったかどうか確かめる術がありません。その相手の代わりをしてくれるのがカメラやICレコーダーといった記録用の機器、そしてこの日記であるようです。