連休4月パートは曜日の並びが悪かったので、5月3-6日は集中して人が動くだろう、帰省辛そうだなーと思って及び腰でした。が、4日夕方にバスで帰省して5日夕方に特急で戻ってきたら全然辛くありませんでしたとさ。
今年は父親の運転で木曽に行きました。
昼神温泉から国道256号に入って北上します。なんと桜が満開。
はなもも街道の異名があります。はなももというのはこれ。
一つの木に、赤白桃の3色の花が咲きます。なんか長野にしては派手派手しくてきれーです。
妻籠宿を散歩。
澤田屋で、この時期だけの朴葉巻をいただきました。
開くとこう。
あんこが中に入ってます。柏餅みたいなもんです。
開田高原から御嶽山。
いやあきれい。長野の山ってなんか枯れたようなくすんだような色で、これを見ると帰ってきた気がします。
「まつば」でそばを食おうと思いましたが、あまりの列に断念。
代わりに木曽福島に出る途中で適当に入ったそば屋(名前確認せず)で食いましたが、これがうまかった!
権兵衛峠を越えて伊那に出て、上諏訪から特急に乗って帰りました。
夕飯は幡ヶ谷の「カリヒオ」に初めて入り、ドライカレー+キーマ+温玉。
よいねよいね。先達によるとスパイシーチキンカレーもうまいらしいので今度な。
疲れて寝たのに、早朝に地震で起こされました。あー
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追記。6日はお呼ばれの餃子宅飲み堪能したー
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一方、読んだもの。
■町田康『人間小唄』講談社,2014年.
職場の上司から借りた。
なんぞこれ。
in turn解説者拉致られろ。
■バウマン, Z.『リキッド・モダニティを読みとく』(酒井邦秀訳)筑摩書房,2014年.
2008~09年に書簡形式で書かれた44のエッセイ。
リーマン・ショックと環境問題をすごく気にしてた時期に書いたのねという回がいくつかあったが、08年の過去になりっぷりを思うに感慨深いというか。
全体、さらっと読んでしまうたぐいの文章ですが、訳者あとがきに倣って、よかったと思う回を。
高尚な芸術だけを食う、ブルデューのいうような「文化的エリート」はもういなくて、ポップもテレビもつまみ食い消費するのがエリートの作法となっているという18。
ゲーティッド・コミュニティの風景から入って、アメリカの不平等とうつと服役者数を考え、トリクルダウン仮説を疑う21。
確率は世界の乱雑さと「やればできる」という傲岸の折り合いであるというベックを引き合いに、リスクと全球的な対処の必要性を言った28。
ミルグラム実験、アブグレイブ収容所での虐待を研究したジンバルドの『ルシファー・エフェクト』、ポーランドのユダヤ人大量殺人に関与したドイツ警察101予備隊の例から、鬼の所行を喜んでする人が2割、断固拒否する人が2割、日和見が6割という。嗜虐が個人の性格ではなく、多数の独立した要素が干渉してできた結果だと見れば、流動化して権威が分散する近代状況はよい方向に作用しているのではないかと見る42。
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えー4月は3回しか日記書かなかったのか。
しかも1回は書くことないとかすぱげっちのザルひっくり返したとかそんな話……