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りんご煮

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フルーツ王国・長野県にいる父から11月に送られてきたりんごですが、まだ食いきらずに残っていたので煮てしまいました。
コンポートなんてそんないいもんじゃないですが、子供の頃ときどきおやつに食べたものを再現するとこんな感じです。

材料は、りんご、蜂蜜、レモン汁、白ワイン、砂糖(少々)と塩(ごく少々)は気分で。
普通にりんごの皮を剥いて切って材料を鍋に全部一緒に入れて弱火でことことりんごが透き通るまで煮るだけです。食べるときは冷やして、ヨーグルトなんかを付け合わせにしてもうまいです。
ちょっとシャクッとした歯触りが残ったほうがおいしいので、完全にくたくたになる前に火を止めるのがコツかと思います。

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そういえば自分の原風景といえるものは、幼稚園から小学校低学年までを過ごした長野市の外れの小さな一軒家と、その周りにあったりんご畑です。家の周りが特別なロケーションなのではなく、2キロほどあった小学校への通学路のいたるところにりんごやぶどうの畑が広がっていたものです。

当時、繰り返し見ていた怖い夢というのがあって、家の近くのりんご畑の横の坂道を、うちの車がゆっくり下っていってしまい、それを走って追いかける夢。車が家族を象徴していたのではと今になって推測しています。当時、まあちょっと変わった子供だったからかもしれません。
小学校低学年のころ、家族がいなくなってしまうということに異常な恐怖を抱いていて、学校に行きたがらなかったり、参観日に親が遅れると何かあったのかと半泣きで後ろを振り返ったりしていたものでした。鍼灸の施術を受けたこともあった。親はずいぶん心配したと思います。
思春期を迎えるころには、そんなもやもやしたものはどこかへ行ってしまい、いまやむしろ自分のほうが漂流し続ける生活をしているのだから分からないものです。

コメント (2)

ちのまえ:

リンゴは加熱した方が美味しいよね。
ハズレがなくなるというか。
バターでソテーしたのも好き。

僕はもう少し小さく切って砂糖だけで煮ます。
粉末のチャイの素があったのでこれは使えるかも〜と試してみたら、
思いのほか粉っぽくてクドい仕上がりに。惨敗。

管理人:

バターでソテーね。オシャレだね。
実家のは砂糖だけで煮ていたのかもしれない。
アップルパイ大好きな私です。

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2009年01月25日 20:03に投稿されたエントリーのページです。

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