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ぴあのれっすん(10)とライヴ!(2)

■ぴあのれっすん(10)

フランス人のドビュッシーと、発表会でやる予定のロシア人のメトネルの2曲を見ていただいたんですが、先生がぽろり「あなたロシアのほうが好きなのね」。そうでーす(汗)
前夜の食べ過ぎ(焼き鳥、そば、チゲ鍋)で胃がもたれまくり、飲み過ぎでアタマがぐらぐらする中でのレッスンでした。大反省。

メトネル おとぎ話Op.20-1

■ライヴ!(2)

ファジル・サイのコンサート@Kitara。
プログラムはこの通り↓

  ハイドン: ピアノソナタ ハ長調 Hob.X VI:35
  ムソルグスキー: 展覧会の絵
  サイ: Inside Serail
  ラヴェル: ソナチネ
  プロコフィエフ: 戦争ソナタ 

 アンコール
  サイ: Black Earth
  サイ: Summer Time Fantasy
  サイ: Alla Turca Jazz

CDは「春の祭典」しか持っておらず、あとはYoutubeなんかで見るくらいだったのですが、ライヴで見ると、唸り、足を踏み鳴らし、弾き振りのような仕草を見せ、上体を大きく揺らしながら弾く独特のスタイルの人でした。
ハイドンは特に感想なし。展覧会の絵は、これまで居眠りせずに聴き通したことのない曲ですが、今回は一瞬落ちるくらいで済みました。幽玄でも華麗でもないが、抑揚のうまい人だと感じた。ラヴェル、プロコフィエフを聴いて、やっぱりこの人は近現代のリズムの中でこそしっくりくるのかなと思いました。ミスが少なくとても安心して聴いていられるのがよかった点。
アンコールは3曲やってくれて「いいやつじゃん」と思った(笑)。でもアンコールまで含めてやっとサイのコンサートを聴いたっていう感じになります。自作曲とほかのナンバーで明らかに音の輝きが違う。きらきらとした硬質のピアノは自作曲でしか聴かせていなかったですね。

立って拍手をしていたのはほとんど女性。終了後はサイン会。リアル千秋様とかマキシムとかよりはマシなんでしょうけど、こういう売り方なのね。
また行くかと問われれば「曲目が面白そうなら喜んで」です、はい。

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2008年11月27日 10:55に投稿されたエントリーのページです。

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