■東浩紀・北田暁大『東京から考える―格差・郊外・ナショナリズム』NHKブックス、2007年。
東北田の街歩き放談。
いろんなことが語られてますが、おもしろいと思ったのは、ITの発達によって情報を得るコストが低くなったことや、ジャスコ的なもの:コンビニ、ドンキホーテなどが街を覆い均質化してきたことなどにより、文化的なレベルの高低と経済的なレベルの高低が一致しなくなってきているという指摘。ちょっと前に読んだ橋本努本が指摘していた「経済的成功」と「クリエイティビティ」の乖離というのを思い出しながら読んでました。