いまや財政再建団体入りによって日本一不名誉な都市となった夕張市。
仕事でいろいろお世話になってますが、そういえばここでスキーをしていなかった。
というわけで同僚2人と「マウントレースイ」へ。
写真では見晴らしがよくわかりませんが、来てすぐのときは晴れていて、6人乗りゴンドラで頂上まで行くと、旧炭山の山間を這うように延びる本町近辺の町並みだけでなく、遠く石狩平野を見通す極めて眺望のいいスキー場であることに気付きます。
コースはけっこう数がありますが、だいたいは傾斜はあっても平らで開けたものばかりで滑りやすいです。木々の間を抜けていく幅の細い「スリリングコース」というのがちょっと異色ですが、これも慣れると面白い。ファミリー向きのスキー場かもしれないですね。
雪質は既に3月も中旬過ぎということで期待してませんでした。午前はガリガリ感が強かったものの、午後、吹雪になったのと引き替えにとても軽い粉雪が敷き詰められて、キロロに迫るものになったと思います。
さて、4時間券で満足したところで、腹ごしらえ。
知る人ぞ知る夕張グルメ、「藤の家」のカレーそば・普通盛り640円。
丼にがっつり盛った白いそばに、そば屋のカレールーをどぱっとかけたもの。
結構なボリュームですけれども、甘い玉ねぎ、脂身がちの安そうな豚肉、意外にスパイシーな出汁ベースのルーがうまいうまいうまい。盛りがたっぷりなのでだいたいみんなこぼしながら食ってます。
それにしてもこれは自宅で再現できないものかと同僚らと検討しました。こんどチャレンジね。
ちなみに藤の家さんは街の中心部に近い「ホテルシューパロ」からすぐの坂の中腹にありますが、その上は夕張随一の飲屋街になっているそうです。ここもそのうち挑戦したい。
家路に就く前に、温泉施設「ユーパロの湯」に寄ってひとっぷろ。
家に着く直前に急な仕事が飛び込み、その後未明まで仕事となりましたが、まあ仕方ない。楽しい日曜でした。