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『新しい高校生物の教科書』

■栃内新、左巻健男『新しい高校生物の教科書』講談社ブルーバックス、2006年。

高校1年のときにさわりだけ習った生物。10年経った先々月、仕事先の研究室で「mRNAってなんでしたっけ」と言って相手の絶句を誘発してしまったため、勉強すっかと手に取った本ですが。
すっごく面白かった。生命体の発生から環境問題までわかりやすく+包括的に+細かく(教科書ってそういうもんかw)解説してくれてます。
細胞の中に取り込まれて共生していた別の細胞がミトコンドリアになったとか、分子式で見る光合成とか、「目で見る」「耳で聞く」の仕組み、それから免疫、進化、などなど、へぇ~っということばかりでした。必読。シリーズにはほかに地学、物理、化学があるようです。

コメント (3)

た:

教科書って大人になってから読むと普通の読み物として面白いかもね〜。
で、mRNAってなに?とWikipediaで調べたけど…
ヨクワカンナイ…( ´_ゝ`)やばい?

e-com:

「必読」って言われても・・・。
中学から高校レベルやるってガッコのため、切れかかったシナプスつながって、
メッセンジャーとトランスファーがあったことは思い出したんだけど、
どっちが何?? (あ、解説はいらんよ。すぐ忘れるから。)

管理人:

た>
mRNA?この本嫁!(笑、って自分もよくわからん。
伝書バトみたいなものよ、多分。
地理、物理、化学の知識がまるまる抜けてると案外不便なことに最近気付いた。

e-com>
ソーカルみたいな人に笑われない程度には必要だよきっと。
というのは冗談としても、『自我の起源』とかは最低限の生物の知識持って読まないとオカルトと区別がつかない(あるいはオカルトと気付かない)気がしたりしなかったりする。

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2006年08月31日 22:07に投稿されたエントリーのページです。

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