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『近代化の理論』

■富永健一『近代化の理論 ―近代化における西洋と東洋』講談社学術文庫、2004年。
夏くらいに買ったような。たまに乗る電車の中などで少しずつ読み進めてやっと終わりました。もともと放送大学の社会学講座用テキストを再構成したもので、「わかる人だけ分かればいいよ」的な学術書と違って、非常にわかりやすく書いてあるので、ためになりました。
社会が総体としては複雑になり、広がる一方で、構成する単位はどんどん小さくなり、専門的に特化していく(近代化していく)過程を、「家族」「組織」「地域社会」「国家」といったいろいろなレベルで言葉の定義の確認とともに解説=体系化してます。
最後の「ポストモダン批判」と「高齢化社会展望」はまあ同時代を扱っているので版を重ねたらもう少しアップデートしてほしいと思います(つまりちょっと古めかしい)が、全体的には「読んで得する歴史教科書」ってところでどうでしょうかね。

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2005年12月08日 00:35に投稿されたエントリーのページです。

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