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2006年11月15日

ダリ回顧展

061115dalititle.jpg
に、行ってきました。東京出張のついでに。だってホテルは10時のチェックアウトだというのに会議は13時からだというんだもの。
上野の森美術館は朝10時半だというのにむちゃ混み!

しゅーるれありずむ。奇抜で写実的ですげえなあと思っていたものです。
でもなんか、実際に見た絵はいまだったらPCで作れそうなグラフィックデザインて感じ。
夢とか無意識とか、相対性理論とか原子物理学とかいった、20世紀初頭~前半の学問的成果に触発されて、そのイメージをカンバスに落とした、一種の時事漫画なのかもしらん。そういう元ネタが分かると実はあんまり面白くない。まるで伏線が見え見えのサスペンスを見せられているかのような。
立体視や騙し絵的な手法も革新的だったんでしょうが、今ならべつにもっとよくできたものが沢山ある。

いやもちろん、「当時それをやったのがスゴイ」というのは分かりますが。
なんかちょっと拍子抜けしながら外へ出ました。

あ、そうそう。もう一発侮辱しとくとですね。
いしいひさいちの『現代思想の遭難者たち』って漫画、面白いですよ。

投稿者 b-men : 2006年11月15日 23:59

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