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おわた

【6日】
喉、回復の兆し。咳によって疲労と恐らく荒れが進むので咳止めを飲むのがよいらしい。
【7日】
限局された違和感があるものの、かなり回復。痰を出すのにあまり力まないようにしている。

【8~9日】
声戻る。

【10日】
咳は残っている。

* * *

で、8月から弊管理人の心身および社会関係を蝕んできた仕事が、大きくこけることなく大体終わりました。
まあいろいろ勉強にはなったがよかったかというとよくはない。
緩やかだが明確にライフステージが変わっていくことを感じる後厄後半です。

* * *

■宮口幸治『ケーキの切れない非行少年たち』新潮社、2019年。

久しぶりに会社の図書室的なところからかっさらってきた本。
見逃されがちな境界的な知的障害と非行との関連&どうすればいいかという話。著者は医療少年院での勤務経験のある精神科医で立命館大教授。

「少年院の非行少年の中にもいました。少年院で教官の先生から注意や指導を受けると、『僕は褒められて伸びるタイプなのに』と泣きながら言い訳をしたりする少年が。きっと親からそう言われてきたのでしょうが、その結果が少年院です。」(p.123)

「もしその受刑者の中の一人でも健全な納税者に変えられたなら、大きな経済効果があります。…いかに犯罪者を減らすことが日本の国力を上げるために重要か、お分かり頂けるかと思います。」(p。179)

など、ざわっとする表現が随所に。

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2019年12月11日 12:40に投稿されたエントリーのページです。

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