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帰省

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さて今年も夏の帰省をしてきました。
写真は本家の夕飯。つい10年ほど前までは奥に写っている居間までテーブルを継ぎ足して、3-4家族が集まってわいわいとご飯を食べていたものです。

ポスト団塊ジュニアとしてはやや遅ればせながら、父が定年まであと1年半ほどとなっており、来年前半くらいまでに「その後」を決めておく必要がはっきり認識された点が、今回の特徴でありました。

子どもが東京で仕事をしているという現状を前提にすると、親は「東京・夫妻健在・親持ち家」ならスープの冷めない距離に住むというのがおそらくもっともいい解なのですが、うちの場合は「田舎・婿養子のうえ妻物故・借家」ときているので悩ましいところです。いや、もっとも母実家(上記本家)は持ち家なのでここに引っ込めばいいのですが、父本人はかなり気が進まない様子で、その気持ちも分かるので難しい(本家は、いま独りで住んでいる祖母が健康を損なうと、形だけ相続するか売り払うことになる)。

今年父は積年の転勤の果てに自分の出た高校のある地方都市に赴任になり、暮らしてみると知り合いが周囲に多くて意外と居心地がよいようで、立地的にも本家からもそこまで遠くはないため、この市に家をいっこ買うというのが父の意向のようです。それなら、こちらから金銭的な援助も十分しうるのでそれもありかなという気はしています(あとは「子どもに頼らない」というポリシーにどう風穴を開けるかだが)。まあ、本家に引っ込むのが一番シンプルなんですけどねー。そこは心情的なものがあろうからねー。

さらに、ここに今後、介護とかUターン要求などが絡んでくると問題は格段に深刻になります。
根のない生活は解放であり喪失であることだ、
なんて悠長な感慨を抱いている局面は過ぎ、実務の季節が近づきつつあります(笑)

コメント (2)

e-com:

毎年思うけど、食生活豊かだよねー。
うちは定年問題も住宅問題もないものの、激論の末、弟が会社やめて勉強することになりました。うーん危険な香り・・・。

のびのびになってたけど、9月にでも遊びましょ?

管理人:

e-com氏>

食べ物ね。独特なんだよねー。饅頭の天ぷらとかって多分この地域独特だと思う。

弟ちゃん、決断したねえ。

そのあたりのお話しはメシ屋ででも聞かせてもらいますわwあとで候補日送りま。

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2010年08月15日 10:21に投稿されたエントリーのページです。

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