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2006年04月22日
夢
変な夢日記。
掃除機のフィルタが破れているのに使い続け、環境を汚染したということで書類送検されました(容疑は不明w)。なぜか学校の教室に顔見知りの警察の人たちが来て容疑事実を述べてたんですけども、まあ超感じ悪かったな。
まず犯意を立証するために「フィルタが破れれば音が変わり、使い続けていればそれは気付くのが当然」というので「掃除機使うのなんか月1回だ!気付くか!」と反論しようとしたが機会は与えられなかった(自分の名誉のために言っておくと、確かに月1回くらいしか使わないが、もっと頻繁にフローリングワイパーで埃とってますから)。
さらに「掃除機の排気が汚いといっても軽微で、被害者が存在しない。何の法律違反なのかもよくわからない」などと言おうと思っていたが送検の手続きが済んでしまっていそうだったので意味がなかった。
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さて、掃除機のフィルタくらいで送検されることは実際まずないにしても、いちゃもんみたいな容疑事実で司法のプロセスに乗せられるという一般的な可能性はあります。
警察が疑いを持った相手が逃げたり、証拠を隠滅するおそれがあると判断すると、裁判所から逮捕令状をとってきて身柄を拘束(逮捕)、48時間以内に検察官に身柄を送致します(めったにないけど、送検しないで釈放することも警察の裁量)。
もうひとつのルートは書類だけを検察官に送って判断を待つ(被疑者の身体は自由)もので、これが「書類送検」。
いずれにせよ検察官は起訴(裁判所に判断を仰ぐ)するか不起訴にするか決めます。不起訴になっても、例えば「起訴できるけど、初犯だし反省してるからしないでおいてやるか」という検察官の裁量で終わるパターン(起訴猶予)が多いようです。
今回の夢でも行き着く先は不起訴でしょうが、しかし「書類送検された」「不起訴だったけどその内実は起訴猶予だった」は世間的には不名誉なタイトルとして残ります。一方、司法のプロセスで持つ意味は単に「罪を犯した疑いがあった」「けど、まあ検討したら裁判にはならなかったっつうことやね」という中立的なものでしかなく、そこに不服を申し立てて「あなた清廉潔白」と言ってもらえる手続きはない。
まあ別に特別なことがない限り、こういう仕組みを利用した公安当局などによって「嫌がらせのためだけに司法プロセスに乗せられる」ということはないわけですけども……
投稿者 b-men : 2006年04月22日 10:30
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