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2005年12月23日

今月、今週までのNAXOS

■Bolcom: Music for Two Pianos (8.559244)
アメリカの作曲家、ウイリアム・ボルコムの2台ピアノ作品。ミヨーの弟子なんですか、ほー。ペケポコ、パーン。

■Bolcom: Songs of Innocence and of Experience (8.559216-18)
CD3枚組!少年時代に書き始めて、完成・初演がオッサンになってからだそうだ。
ソロが13人にオーケストラ(ミシガン大オケ、うまいな…)つけるという物量豊富な構成だけど、1曲1曲は懐メロっぽくてなかなかよいよ。

■Brahms: Variations, Op.21 / Five Piano Studies (8.550509)
ブラームスの2つの変奏曲と5つの練習曲を収録。バッハから借りての練習曲はちょっとどうよ。他はよいね。難しそうだけど。
シャコンヌは最近はやりの左手レパートリーにどうぞ(誰に言っておるのか)。(12.23)

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■Rachmaninov: Piano Concerto No.2 / Rhapsody on a Theme of Paganini (8.110692)
飛行機事故で早世したウイリアム・カペルの1950年の録音。曲自体が技巧的だからというのもあるだろうけど、本人のvirtuosityも際立つ演奏。ところどころ没入しすぎて暴走気味な処理があるけど、全体としてはノれると思う。
「パガニーニ」の有名な第18変奏は、安田大サーカスが「ベタやでぇー!」と言いそうなくらいベタだけど、ベタが好きなのでオーケーw(12.22)

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■Faure: Pelleas et Melisande / Valses-caprices (8.553741)
懲りずにフォーレ。というか段々好きになってきた。
小洒落た曲よりもしっとりキチガイな曲のほうが好きですね。作品番号が進むにつれだんだん病んでいくところなどスクリャービンを連想。(12.20)

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■Faure / Ravel: String Quartets (8.554722)
■Faure: Violin Sonatas Nos.1 and 2 (8.550906)
■Faure: The Complete Music for Cello and Piano (BCD9038)
フォーレの室内楽を重点的に。郷愁を感じるメロディの底に不安が潜んでいるのがすごく好きです。(12.17)

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■Virtuoso Cello Encores (8.557943)
チェロの甘い詠唱に心揺さぶられます。これはCD買ってもいいかもしれん。(12.15)

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■Brahms: Piano Trios Nos. 1 and 2 (8.550746)
■Brahms: Piano Trio No.3/ Trio in A major (8.550747)
自分が案外ブラームス好きなことに気付きました。

■Alkan: Railway / Preludes / Etudes / Esquisses (8.553434)
平板。

■Monteverdi: L'Orfeo (8.554094-95)
17世紀初頭にこういう「感情」を感じさせる舞台と音楽を作れたってすごいと思う。(12.11)

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■Allen, Jackie: Which? (86042-2)
ジャズ。女性ヴォーカル。なかなかよし。暗いバーで酒飲みながら聴いてゆらゆら揺れると気持ちよいに違いない。

■Haydn: Piano Sonatas Nos.59-62 (8.550657)
NHK教育の「スーパーピアノレッスン」の新シリーズしょっぱなの課題曲がこの中のソナタ59番。ハイドンてほとんど弾くことも聴くこともなかったけど講師のトラーゼの愛らしい(プ!)レッスン見ると好きになれそうな気さえしてくるですよ。ただしこのCDの演奏は百科全書派のヤンドー先生…(12.8)

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■Debussy: String Quartet No.1 / Ravel: String Quartet in F / Introduction and Allegro (8.550249)
ラヴェルのは、NHK-FMのなんかの番組のオープニングテーマっすね。ドビュッシーもなかなか聴いててハッピーになれます。聴きながら寝たい…zzz

■David: Piano Trios Nos.2 and 3 (8.223492)
Felicien David。ショパンの同時代人で、しかもパリで活躍した人だそうな。

■吉松隆:日本への橋 (BIS-CD-1059)
ジャポンだねえ、ジャポン。(12.4)

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■Gordon Brisker Quintet: The Gift (86001-2)
ジャズ・コンテンポラリーというカテゴリーに入っていました。

■Edgardo Cintron and Tiempo Noventa Orchestra: Musica Caliente (9503)
同上。ラテン。(12.1)

投稿者 b-men : 2005年12月23日 16:09

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