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2005年10月05日

久しぶりに焼酎など飲みながら

仕事先のKさん(56)と二人で夕飯食べてきました。

カウンターで食べる和食のコース。写真撮ろうと思ったけどさすがに仕事絡みなので自粛。久しぶりに複雑な味の料理食べました。
秋刀魚に小麦粉をまぶして焼き、腸(わた)を入れたちょっと苦みのある洋風のソースをかけたのと、しめ鯖の寿司を利尻昆布の炊いたので包んだやつが特に気に入りました。あと、鯛の刺身にもろみや酒をかけたの。まあ全て美味しかったってことですが。

飲んだのは不二才(ぶにせ)という鹿児島の芋焼酎をロックで。酒飲みではないので味とか蘊蓄とかよくわかりませんが、かなり香りの強いお酒でした。最初はそのせいでちょっと料理と一緒にだと勿体なかったかなと思ったけど、氷が解けて薄まったらかなりいい感じに。お店も気に入ってもらえたようでよかったよかった。

      *      *      *

人づきあいはno ruleが面白いといわれればまあその通りですけど、あえていうならguidelineぐらいあってもいいかなと思って、折に触れて思い出しては実行してます。

(1)一手目は相手のためになる行動をする
(2)二手目以降は、相手が二回連続で自分に嫌なことをしたら復讐する
それ以外の場合は相手のためになる行動をする

↑こいつのタネは、「囚人のジレンマゲーム(複数回)」におけるtit for two tats(堪忍袋)戦略。強力さで有名なtit for tat(しっぺ返し)戦略の調整版ですけど、ハァ?って方と、言いたいことは分かるけど呆れたって方はまあ軽ぅく流して下さい…

要は相手がいい人ならこちらもいい人でいよう、相手が悪い人ならこちらも悪い人のように振る舞ってもいいよな、ってのがシンプルなtit for tatですが、自分が採りたいと思っているのは、一度嫌なことがあったからといって反射的に目くじら立てないでもう一度様子を見てみようというtit for two tat。
相手が本当に悪意の人なのに自分はいい人を続けてバカを見る可能性もあるのでtit for two tatは「堪忍袋」というより、損に鈍感な「お人好し」といってもいいのかもしれません。
が、なんか自分はこっちのほうが好きだし、実際に対人関係で行き違いがあってもこういうふうに行動して結果的に危機を乗り越えたことも何度かあるんですよね。

そんなこんなで仲良くしてもらっている人と楽しいお酒を飲んだ夜でした。

■「惣旬懐石 はないちもんめ」富里市七栄
 場所は結構わかりにくいかも。フレンドリーなご夫婦がやってらっしゃいます。
■松原望『社会を読みとく数理トレーニング―計量社会科学入門』東京大学出版会、2004年。
 とりあえずこの辺から。あとは社会心理学方面でも文献があったはず。

投稿者 b-men : 2005年10月05日 00:16

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