2007年01月23日
ななめな話
死ねば楽になると心の底では思っているので、自殺はダメとか他人に諭すことはできないし、美的にちょっとなあと思うものは、それでも尊重しなければいけませんよと理性が命じてもやっぱりイヤなのでちょっと気を抜くと排除しちゃいそうになる。腹が減って金がなければ自分だって心が荒んでパンを盗むだろうな。
自分にあまり関係ないことに関して倫理的ななにごとかを言おうという気にならないとか社会(つまり不特定多数の人たちの世界)にあまり興味がないというのは、こんな感じで倫理的にあまり忠実でない(物質的環境や個人的な事情に制約されやすい)自分自身を知っているからなんじゃないかなと思っている。
ただ、誰かが自分の正義に従って他人を口汚く批判しているのを聞くと、一言その下品さにツッコミを入れてしまうことも多い。よくそれで自分の行動範囲が狭くなったりする。
それは今は知識かなにかの岩盤にふさがれて深いところに沈潜している自分の熱い部分がちょっとした拍子に露頭したともいえる。けれどもそれだとちょっとあっさり片付きすぎるのでもちっと持って回った言い方をすると、これはメタ倫理の水準でひとつの立場を選び取ってるんであって、ツッコミを入れることは感情に流されてエラーを起こしてしまったということではないのだ、きっと。
(気が向いたら追記)
投稿者 b-men : 2007年01月23日 22:42
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