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2006年03月03日
遠い日の花火
■3歳のころ、うちの車のシガーライターに指を突っ込んで火傷して、医者に行って帰ってきてもヒリヒリしていて泣いていたその傍らで、やれやれ一仕事だったと両親が出前の寿司を食っていたのが記憶にある最初の寿司の記憶。そのせいか否かは分からないものの、これまで一度も刺身をうまいと思ったことはない。ただ不思議と寿司飯+火の通ったネタは大好きで、連れ立って寿司屋に行っては割り勘負けするという歴史を経て来ております。
ところがひとつだけ例外があって、むかし地元の「かっぱ寿司」で好んで食べていたのが「うずら」。うずらの生卵が載った軍艦巻き。いちど食中毒を出したか何かでなくなってから20年以上食べていない気がします。あまりに安直な寿司で今食べてもうまいと思うかどうか分かりません。世界(生活世界)が今よりもずっと狭くて温かかったころの想い出。
everytime I eat Sushi, it reminds me of the sour memory when I was three...
■中学1年のころ読み始め、新刊が出るたびに買っていた、秋月達郎『パンゲア三国志』っつう小説がありましてね。2年くらいかけて10巻近く出たあとパッタリ出なくなってしまったんですが、そういえばどうなったんだろうと検索をかけてみたところ、作者の野郎はぬけぬけとホームページなど持ち、未完のシリーズをこれまたぬけぬけと「作品リスト」に載っけたうえに、さらにぬけぬけと別の長編を書いたりしておるのですね(それが完結したかどうかは知らんわ、もう)。しかもネットでは最悪の三国志パロディとして紹介されている始末。まあ当時は本家の三国志の筋をまったく知らずに読んでいたため、そのムチャクチャさには気付かなかったのですが。
美樹本晴彦が挿絵を描いていてそれが美麗だったとか、むやみに難しい漢字を覚えられたとか、一応のメリット(?)はありましたけどね。ふと昔に戻った一瞬でした。
■永谷園の(←ここ重要)焼肉ふりかけ。
当然のように焼肉「の、タレ」の味がするわけですが。ごはんにかけて暫く置くとふりかけが溶けてきて、まさにタレぶっかけたご飯のようになるのがなんとなく楽しかった。弁当の日だったりすると特によく溶けておるのですね^^
これもいつの間にかなくなっちゃったな。「味ぶし」「鮭っこ」など姉妹品は少し大人の味だった気がする。
投稿者 b-men : 2006年03月03日 19:00
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