« ぶらり石狩・空知 | メイン | 福来軒 »

ピアノ奏法

■井上直幸『ピアノ奏法』春秋社、1998年。

楽譜を読む。腕の重みで弾く。指先で弾く。指を上から落とす。鍵盤を引っ掻く。ペダルを全部踏む。半分踏む。リズム。テンポ。ハーモニー。

「ピアノを弾く」を要素に分解して、それぞれについてプロが何を考えながら演奏しているかの一端を見せてくれています。

いや、聡明な人には当たり前のことかもしれませんけど、小さいころからなんとなくピアノを習っていてこういうことって改めて考えたことなかったなあと、個人的には目からウロコの連続でした。

ソナタに手を付け始めたくらいの?レスニーに手当たり次第教えてあげたい。
インタビューを本にしたような形式なのでとても読みやすく、譜例も豊富で楽しい本です。

About

2009年06月20日 12:44に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「ぶらり石狩・空知」です。

次の投稿は「福来軒」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35