« 東京漫遊 | メイン | 秀逸で満腹な休日 »

凹むの馴化

東京から帰ってきてからどっと疲れが出て、今日は久しぶりにゆっくり寝て起きた(でも起床は9時)あと、飯を食って車でスポーツクラブに行って運動してシャワー浴びてるんるんで帰ってくる途中、こっちが直進してるのに対向車が右折してきて「危なーい!」と思いながらクラクション鳴らして通り過ぎたんですけど、

こちらうっかり 右 折 の 方 向 指 示 器 出 し た ま ま でした。

そりゃあまあ対向車は右折しようとするわな。
がっつり凹んで飯食ってこれ書いてます。

たぶん立ち直るまであと25分くらいかかります。

* * *

30年も生きているうち、ズボンのポケットにティッシュ入れたまま洗濯機回したとかから家族の死まで、いろんな凹みを経験しましたが、最近、だいたい凹みの初期状態で「これは立ち直るのに○日かかるな……」とわかるようになってきました。

身体の傷と同じで、時間による治癒というのが心の場合にもある。古傷が残ることも、あとになって疼くことも、ある。
凹んでいる時に辛いのは、まるでそれがずっと続くかのように感じるからではないか。
終わりのわからないモヤモヤ、その不確定さがさらにモヤモヤを強めているような気がする。

ということで、このところ実験的に、周囲で凹んでいる人に対して、凹んだ出来事に言及するのではなく「その落ち込みはあと○日で終わる」と声をかけてみています。効くかな?

とか書いたり電話を受けたりしているうちに25分。
凹って字がトルコ椅子に見えてきたということは立ち直ってきたのか。

About

2008年07月19日 14:16に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「東京漫遊」です。

次の投稿は「秀逸で満腹な休日」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35